ワールドカップ出場枠が拡大へ向かっている [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップの48カ国開催に関して、FIFA(国際サッカー連盟)の理事会で口頭合意に達した。8日付のイギリス紙『デイリーメール』やスペイン紙『アス』など各国メディアが報じている。
FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は、以前からワールドカップ出場枠の拡張を目指していた。同紙によると、理事会において、W杯出場国数を現行の「32」から拡張し、2026年大会からは48カ国が本大会に出場することで口頭合意に達したようだ。
48カ国体制では、3カ国でグループステージを開催。上位2カ国、計32カ国がノックアウト方式の決勝トーナメントへ進出し、合計80試合が行われるという。なお、大会開催期間については現行の約1カ月間と変わらないようだ。
1930年の第1回ワールドカップは13カ国で開催された。以来出場国は拡大の一途をたどり、現在の32カ国体制は日本が初出場を果たした1998年フランスワールドカップから続いている。48カ国開催が正式決定となれば、2022年のカタール大会が現行体制で臨む最後のワールドカップとなる。
9日にはFIFAによる年間表彰式「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ2016」が開催される。ワールドカップ出場枠の正式発表は、その翌日である10日に行われると見込まれている。
By サッカーキング編集部
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