W杯南米予選で首位を走るブラジル代表(写真は昨年11月のアルゼンチン戦) [写真]=Getty Images
日本代表DF長友佑都のインテルに所属するブラジル代表DFミランダが、23日に行われる2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選のウルグアイ代表戦でゲームキャプテンを務めることがわかった。22日付のブラジルメディア『グローボ』が伝えている。
昨年6月にチッチ監督が就任してから、ブラジル代表はW杯南米予選6試合と親善試合1戦の計7試合に臨み、7戦全勝という圧倒的な強さを見せている。
好調な“セレソン”(ブラジル代表の愛称)の特徴として挙げられるのが、毎試合のようにキャプテンを務める選手が異なっていることだ。過去7試合は、DFダニエウ・アウヴェス(ユヴェントス)が2試合、DFフェリペ・ルイス(アトレティコ・マドリード)、MFフェルナンジーニョ(マンチェスター・C)、MFレナト・アウグスト(北京国安)、FWロビーニョ(アトレティコ・ミネイロ)、そしてミランダが各1試合、キャプテンを務めてきた。23日に行われるウルグアイ代表戦では、ミランダが昨年9月1日のエクアドル代表戦以来となるゲームキャプテン担当となるようだ。
ドゥンガ前監督はFWネイマール(バルセロナ)をキャプテンとして固定し、2014年のFIFAワールドカップ ブラジルで“セレソン”を率いた現広州恒大監督のフェリペ・スコラーリ氏はDFチアゴ・シウヴァ(パリ・サンジェルマン)に主将を任せていたのに対し、チッチ監督は特定の選手に固定していない。
チッチ監督は“キャプテン交代制”を採用している理由は、責任をチームで分け合うためだと『グローボ』は分析している。巧みなチームマネジメントこそが、ブラジル代表が好調を維持している要因なのかもしれない。
(記事/Footmedia)
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