インタビューに応じたモハメド・サラー [写真]=Getty Images
25歳のエジプト代表FWモハメド・サラーが8日、スペインメディア『マルカ』のインタビューに応じ、2018 FIFA ワールドカップ ロシア大会に関する質問に答えた。
28年ぶり3度目のW杯に臨むエジプト代表は、本大会でグループAに入った。6月15日の第1戦でウルグアイ代表、同19日の第2戦で開催国のロシア代表、そして25日の第3戦ではサウジアラビア代表と対戦する。
負傷中のサラーはまず、ワールドカップ初戦ウルグアイ戦に間に合う可能性があるのかどうかについて、次のように語った。
「状態は良くなっている。ウルグアイ戦に臨む期待を抱えているよ。でも、実際に試合にでるかどうかは試合日が近づいて、自分がどんな状態かによるよ」
エジプトが28年ぶりにワールドカップ出場権を得たことについては次のように話した。
「エジプトはアフリカカップでは7回優勝している。最近では2006年、2008年、2010年にチャンピオンになっているよ。それでもワールドカップには出られなかった。そして今回28年ぶりにワールドカップに出場できる」
「W杯出場をやってのければならないと皆が強く思っていた。それでも長い間W杯に出場できなかった。だから今回(のW杯)はとても特別なんだ」
エジプトのワールドカップでの目標について問われるとこう答えた。
「素晴らしいチームと素晴らしい監督(エクトル・ラウル・クーペル氏)がいる。まずは次のラウンド(グループステージ後のトーナメント)に向けて頑張りたい」
サラー自身の個人的な目標については「チームの勝利を手助けすることだよ。主に試合ではチームがより良くなることに貢献したいね」と語り、エジプト代表チームの強みについては「うまく言えないが、チームとして強いと思う。同じ目線で、同じ目標を持っている。それはとても重要なことだよ」と明かした。
情熱的なサポーターからのプレッシャーについてはこう話した。
「ワールドカップ出場にはたしかにプレッシャーがかかっていた。僕は歴史を作り、いつもと違う結果を見せたい。僕にとってはプレッシャーは“しなければならないこと”というより、“何かを達成する”ということだ。まずはW杯のグループステージ3試合に感謝して挑むよ」
最後に、ワールドカップの自身の最初の思い出について話した。
「僕が覚えているのは、2002年のワールドカップだと思う。正確に覚えてはいないけど、自宅から試合を見たよ。(ブラジル代表とドイツ代表の決勝で決めた)ロナウドの2ゴールが頭に残っているね」
By サッカーキング編集部
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