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ブラジル、終了間際の逆転弾で2戦ぶり白星!…首位アルゼンチンはドロー/W杯南米予選

2024.10.11

W杯南米予選・第9節を戦った(左)ブラジル代表と(右)アルゼンチン代表 [写真]=Getty Images

 FIFAワールドカップ26南米予選・第9節の4試合が現地時間10日に開催された。

 ここまで8試合を消化し3勝1分4敗と苦戦が続くブラジル代表は、敵地でチリ代表と対戦した。開始早々の2分にエドゥアルド・バルガスにヘディングシュートを叩き込まれ先制を許すと、その後もホームの大声援を受けるチリに何度かチャンスを作られる。それでも前半終了間際の45+1分、右サイドで起点を作ったサヴィーニョのクロスにイゴール・ジェズスが頭で合わせ、試合を振り出しに戻した。

 後半はブラジルが優位に試合を進め、ロドリゴやハフィーニャらを中心に相手ゴールに迫っていく。迎えた89分、途中出場のルイス・エンヒキが右サイドからカットインして左足を振ると、狙い澄ましたシュートがゴール左下隅に吸い込まれ、ブラジルが土壇場で逆転に成功した。試合はこのまま1-2で終了し、2試合ぶりの勝利を飾ったブラジルが4位に浮上している。

 ここまで6勝2分の成績で首位を快走しているアルゼンチン代表ベネズエラ代表のホームに乗り込んだ。大量に水を含んだ状態のピッチで行われた一戦は、13分にリオネル・メッシのFKのこぼれ球を拾ったニコラス・オタメンディがネットを揺らし、アルゼンチンが先制に成功する。リードを許したベネズエラはサロモン・ロンドンに何度かチャンスが訪れるも決め切ることができず、前半は0-1のまま終了した。

 後半もシュートチャンスの数で上回るベネズエラは65分、左サイドを突破したジェッフェルソン・ソテルドの絶妙なクロスにロンドンが高い打点のヘディングで合わせてネットを揺らす。その後は拮抗した展開が続き、メッシにも絶好のチャンスが訪れるも勝ち越し点を奪うことができず。試合はこのまま1-1で終了し、アルゼンチンは2試合連続で勝利を逃す結果となった。

 また、首位アルゼンチンに勝ち点で並ぶ可能性のあった2位コロンビア代表は、敵地でボリビア代表に完封負け。エクアドル代表パラグアイ代表の一戦はスコアレスドローに終わった。ペルー代表ウルグアイ代表の一戦は現地時間11日に行われる。

 今節の試合結果、次節の対戦カード、現時点での順位表は以下の通り。

◼︎第9節・試合結果
▼10日開催
ボリビア代表 1-0 コロンビア代表
エクアドル代表 0-0 パラグアイ代表
ベネズエラ代表 1-1 アルゼンチン代表
チリ代表 1-2 ブラジル代表

▼11日開催
ペルー代表 vs ウルグアイ代表

◼︎第10節・対戦カード
▼15日開催
コロンビア代表 vs チリ代表
パラグアイ代表 vs ベネズエラ代表
ウルグアイ代表 vs エクアドル代表
アルゼンチン代表 vs ボリビア代表
ブラジル代表 vs ペルー代表

◼︎順位表
カッコ内は(勝ち点/得失点差)
1位 アルゼンチン代表(19/+8)
2位 コロンビア代表(16/+3)
3位 ウルグアイ代表(15/+8)※1試合未消化
4位 ブラジル代表(13/+2)
5位 エクアドル代表(12/+2)
6位 ボリビア代表(12/−4)
7位 ベネズエラ代表(11/−1)
8位 パラグアイ代表(10/−1)
9位 チリ代表(5/−9)
10位 ペルー代表(3/−8)※1試合未消化

By サッカーキング編集部

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