現役引退を表明したエマートン [写真]=Getty Images
シドニーFC所属の元オーストラリア代表MFブレット・エマートンが16日、現役引退を表明した。クラブ公式HPが伝えている。
エマートンは2度のワールドカップに出場しており、2006年のドイツ大会では日本代表と対戦した。クラブではフェイエノールトやブラックバーンで活躍。フェイエノールト在籍時代には、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズに所属する元日本代表MF小野伸二とともにプレーしていた。
2011年にシドニーFCへ加入し、母国でプレーを続けていたエマートンは「今シーズンはコンディションを維持するために戦っていた。けがによって最高のパフォーマンスを見せることが難しくなった」と語り、背中に抱えていた負傷が引退を決断する一因だったことを明かした。
自身のキャリアを振り返ったエマートンは「ワールドカップに出場し、フェイエノールトやブラックバーン、そしてシドニーFCでプレーした。成功を収めることができて幸せだ」とコメントしていた。