国際親善試合が29日にオーストリアで行われ、カメルーン代表とパラグアイ代表が対戦した。
ブラジル・ワールドカップでグループAに属するカメルーンは、モハマドゥ・イドリスやジョエル・マティプらが先発出場した。
先制したのはパラグアイだった。開始早々の4分、右サイドからのクロスがファーサイドに流れると、ペナルティーエリア内でフリーのオスカル・ロメロがシュートを決めた。前半はパラグアイの1点リードで終了した。
後半に入って68分、パラグアイが追加点を奪う。左サイドからのグラウンダーのクロスをロケ・サンタ・クルスが押し込んだ。
2点ビハインドを負ったカメルーンは75分、左CKから中央にこぼれたボールを、エリック・マキシム・シュポ・モティングが左足で合わせてゴールネットを揺らした。だが、反撃は1点止まりだった。
試合は1-2で終了。カメルーンはパラグアイに競り負けた。カメルーンはブラジル・ワールドカップでグループAに所属。6月13日にメキシコ代表と初戦を行い、18日にクロアチア代表、23日には開催国のブラジル代表と対戦する。
【スコア】
カメルーン代表 1-2 パラグアイ代表
【得点者】
0-1 4分 オスカル・ロメロ(パラグアイ)
0-2 68分 サンタ・クルス(パラグアイ)
1-2 75分 エリック・マキシム・シュポ・モティング(カメルーン)