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西村主審のPK判定に憤るクロアチア指揮官「W杯の審判ではない」

2014.06.13

フレッジを倒したとして警告をロヴレン(奥)に提示する西村主審(背) [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第1節が12日に行われ、グループAではブラジル代表とクロアチア代表が対戦。オウンゴールで先制点を与えた開催国ブラジルだが、ネイマールの2得点と終了間際のオスカルのゴールで逆転し、3-1で勝利した。

 同試合では西村雄一主審をはじめとする日本人審判団が初となるワールドカップ開幕戦のジャッジを担当したが、71分にブラジルが逆転ゴールを得ることになったPKの判定について、試合後、クロアチア代表を率いるニコ・コヴァチ監督が怒りを見せている。『ABC News』が伝えた。

 71分、右サイドからのオスカルのパスをペナルティエリア内で、デヤン・ロヴレンを背負ってボールを受けたフレッジが倒れ、西村主審はPKの判定。ファールを犯したロヴレンにはイエローカードが提示された。

 コヴァチ監督は、「もし、あれがペナルティだというのなら、バスケットボールをしろということか。そこではペナルティを取られるような反則だからね」と、激しい接触ではなかったと主張。

「恥ずべきことだが、ワールドカップの審判ではない。彼は我々に対するものと、相手に対する基準を持っていた。ルールが同じではなかった」と続け、憤りを語っている。

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