ブラジル・ワールドカップでチリ代表を率いたホルヘ・サンパオリ監督 [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップでブラジル代表を相手に接戦を演じたチリ代表のホルヘ・サンパオリ監督は、辞任せず2015年のコパ・アメリカに向けてチームを成長させる意向を述べた。チリのポータルサイト『emol.com』が伝えている。
チリ代表は決勝トーナメントの初戦で敗退したが、サンパオリ監督のチーム作りは国内外から高い評価を受けている。FFC(チリサッカー連盟)のセルヒオ・ハドゥエ会長は早い段階からワールドカップ以降も引き続き同監督に指揮を執ってもらいたい意向を示していて、先日の交渉で同監督と契約延長に至ったことを明かしている。
引き続きチリ代表を率いることが決まったサンパオリ監督は、首都サンティアゴで行われた記者会見の席で、次のように抱負を語った。
「このワールドカップを経て現在の代表が何を改善すべきかが見えたのは収穫だった。課題はいくつもあるが、優秀な選手ばかりだから必ず克服してさらに成長してくれると確信している。チリ代表はまだまだ強くなれると思っている」
そう述べたサンパオリ監督は、今回のワールドカップで披露した戦い方を変えずにコパ・アメリカまで継続する意向を明言した。来年のコパ・アメリカはチリで開催されるため、開催国として優勝を目指すと強調している。
(記事/Cartao Amarelo)