コロンビア代表をW杯ベスト8に導いたペケルマン監督 [写真]=FIFA via Getty Images
ワールドカップでコロンビア代表を史上初のベスト8に導いたホセ・ペケルマン監督は、同大会の敗退が決まった7月4日付でFCF(コロンビアサッカー連盟)との契約を終了した。しかし、FCFはペケルマン監督に契約延長を提案しており、現在交渉が進められているという。コロンビアの全国紙『El Tiempo』が伝えた。
ペケルマン監督の契約延長については、数日前から報道されており、FCFのルイス・ベドージャ会長はブラジル代表戦前日に“ペケルマン体制”を維持したい意向を明かしていた。同紙の取材に応じたベドージャ会長は次のように述べている。
「私の独断ではない。連盟の執行委員会が満場一致でペケルマン体制の継続を望んでいる。この事実は、すでにペケルマン監督の代理人にも伝えてある。彼自身も続けたいと思ってくれているそうだが、正式な合意には至っていない。金銭面などの条件で双方が折り合いをつけられるかどうかが焦点となるだろう」
ただ、FCFの経済力には限界があるため、同会長がコロンビア政府の支援を求めていくとも報じられている。
ちなみに『El Tiempo』は、今大会におけるコロンビア代表の活躍を“感謝、感謝、感謝”という見出しで称賛した上で、「コロンビア代表がもっと強くなるために、まずはFCFがペケルマンとの契約を更新することが重要だ」とのコメントを掲載している。
(記事/Cartao Amarelo)