コロンビア代表の攻撃陣をけん引したJ・ロドリゲス [写真]=Getty Images
母国コロンビアの首都ボゴタで行われた代表の祝賀会にハメス・ロドリゲスが出席し、様々な理由でブラジル・ワールドカップに出場できなかった選手たちについて語った。コロンビアの全国紙『El Tiempo』が伝えている。
準々決勝でブラジル代表に敗れたものの、大車輪の活躍で世界中から喝采を浴びたコロンビア代表の10番は、自身への称賛には触れず、ワールドカップに参加できなかったラダメル・ファルカオの名前を挙げて、同選手の悔しさを代弁した。
「今回我々がブラジル大会に出場できたのは、ファルカオのおかげと言っても過言ではない。南米予選では彼がゴールを量産して代表チームを引っ張ってくれたからね。だから彼が1月に大けがをした時はとても悲しかったよ。僕は彼がワールドカップに間に合うことを信じていたから、欠場が決まった時はショックだった」
ハメス・ロドリゲスの思いやりは、ファルカオだけにとどまらない。
「他にもマクネリ・トーレスやエルキン・ソトなど、直前で代表から漏れたみんなも絶対に悔しかったはずだ。だから23人に選ばれた僕らは、落選したみんなの思いとともに戦った」
最後にハメス・ロドリゲスは、「たくさんのサポーターがスタジアムを黄色で染めてくれて心強かった。ホームのような雰囲気を作ってくれたサポーターにも深く感謝している」と述べて締めくくっている。
(記事/Cartao Amarelo)