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フル出場も無得点、柿谷への評価伸びず「辛抱を要する先発デビュー」

2014.08.16

リーグ戦初のフル出場を果たした柿谷曜一朗 [写真]=原田亮太

 スイス・スーパーリーグ第5節が14日に行われ、日本代表FW柿谷曜一朗バーゼルザンクトガレンが対戦。リーグ戦初の先発を果たした柿谷はフル出場したものの、バーゼルは0-2で敗れた。

 スイス紙『Tages Woche』が、同試合の採点を発表。フル出場も無得点に終わった柿谷には、「3.5」(最高点6、最低点1)の評価を与えた。

 同紙は、「初めてスタメン出場し、最初の10分間は激しいプレーで(パウロ・ソウザ)監督の起用に応えた。観客も柿谷の派手な仕事を期待したが、次第にゴールへの決定的な動きが見られなくなった」と、評し、「72分には、彼にとって最大の決定機を迎えたが、左足のシュートは相手GKにセーブされた。スタメンでのデビュー戦で、試合の流れを変える仕事をすることは叶わなかった」と、伝えた。

 また、スイス紙『Basellandschaftlichezeitung』の採点は「3」で、「辛抱を必要とするスタメンデビュー戦だった。見せ場は2回。失敗に終わったオーバーヘッド、そして、1-2とできなかった(72分の)チャンスだ」と、記している。

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