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韓国、ファン・マルワイク氏との交渉決裂…親善試合は監督代行か

2014.08.18

韓国代表新監督候補に挙げられていたベルト・ファン・マルワイク氏 [写真]=Bongarts/Getty Images

 18日、大韓サッカー協会のイ・ヨンス技術委員長は、ソウル市内のサッカー会館にて、次期代表監督候補であったベルト・ファン・マルワイク氏との交渉決裂についてのブリーフィングを行った。

 同協会はホン·ミョンボ監督辞任後、イ·ヨンス技術委員長体制を発足させ、次期代表監督の選任を進めていた。7日の時点では、「3人挙がった候補のうち、第一候補であるファン・マルワイク氏にオファーを出し、監督就任に関心があることを確認した。1週間以内に交渉が完了するだろう」と発表していたが、契約条項の詳細が折り合わず、交渉決裂に至ったとされる。

 イ・ヨンス技術委員長は「年俸問題と、主な活動地域に関する考え方の違い」を交渉決裂の主な要因として挙げた。また、「今後も外国人監督選任のために努力する」とし、9月に開催されるベネズエラ、ウルグアイ代表との親善試合までに新監督を決定し、ベンチ入りさせたいとの意向を示した。

 一方で、ファン・マルワイク氏との具体的な交渉過程がメディアによって露出されてしまったことが、第2、第3候補者との交渉に影響を及ぼしたと苦言を呈し、「当分の間、過度な取材競争は自粛してくれたら嬉しい」とメディアに要請した。

 今後、監督選任が長期化することを見込み、9月の親善試合に向け、Kリーグ監督経験のあるシン・テヨン氏を監督代行に据えた臨時体制の準備もしているという。

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