韓国代表の新監督に決まったシュティーリケ氏(左) [写真]=Bongarts/Getty Images
大韓サッカー協会(KFA)は5日、同国代表の新監督にドイツ人のウリ・シュティーリケ氏が就任したことを発表した。契約期間は2018年のロシア・ワールドカップまでの4年間。
現在59歳のシュティーリケ氏は、現役時代にレアル・マドリードで長らく活躍。西ドイツ代表として1980年のユーロや2年後のスペイン・ワールドカップ準優勝に貢献した。1988年に現役を引退し、指導者としてはドイツやスイスのクラブチームを指揮。代表監督はスイス代表とコートジボワール代表を率いた経験がある。近年は中東のクラブを指揮していた。
韓国代表はブラジル・ワールドカップでの敗退を受け、ホン・ミョンボ監督が辞任。その後、ベルト・ファン・マルワイク氏を後任候補として交渉していたが、契約内容の問題で破談に終わっていた。シュティーリケ氏は8日に入国し、ウルグアイとの親善試合を観戦する予定となっている。