選手同士が衝突するなど白熱した展開となった韓国対イラン [写真]=Getty Images
国際親善試合が18日に行われ、イラン代表と韓国代表が対戦した。
両チームの対戦は昨年6月に蔚山で行われたブラジル・ワールドカップのアジア予選以来。同試合では、1-0の勝利を喜び韓国ベンチに近づいたイランの選手が韓国のコーチングスタッフに殴打され、観客席からはペットボトルなどが投げ込まれたとして、イランがFIFA(国際サッカー連盟)に苦情を申し立てる事態となっていた。
約1年半ぶりとなった注目の一戦は、互いに無得点のまま迎えた後半に動く。82分、イランはペナルティーエリア手前でFKのチャンスを得ると、ネクナムが直接ゴールを狙う。ボールはポストを直撃するが、GKと競り合いながらルーズボールに反応したサルダル・アズムンが頭で押し込み先制した。
リードを許した韓国も反撃を試みるが、イランの守備陣を崩すことはできず。選手同士が衝突するなど試合は白熱したが、スコアに動きはなく、イランが1-0で勝利を収めている。ゴールが遠かった韓国は、またしても敗戦を喫することとなった。