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リーベルがコパ・スダメリカーナ制覇…来年日本でG大阪との対戦決定

2014.12.11

コパ・スダメリカーナを制覇したリーベルの選手たち [写真]=LatinContent/Getty Images

 10日に行われたコパ・スダメリカーナの決勝セカンドレグ。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで行われたリーベル・プレートアトレティコ・ナシオナルの対戦は、後半に2点を奪ったリーベルが勝利を収めて優勝した。

 大観衆の熱気を帯びて始まった前半、リーベルは序盤から前がかりに攻め込んだ。しかし枠を捕らえたシュートはことごとくキーパーに阻まれて、リーベルはチャンスをものにできず。対照的に序盤は守備に比重を置いていたアトレティコ・ナシオナルは、前半の30分を過ぎたあたりからシュートを増やしていった。

 均衡が破れたのは0-0で迎えた後半。リーベルは54分にコーナーキックを得ると、レオナルド・ピスクリッチが上げたボールをガブリエル・メルカドが頭で合わせてゴール左隅に流し込んだ。さらにその5分後にもコーナーキックを得ると、ピスクリッチの上げたボールに合わせたヘルマン・ペッセージャのヘディングシュートがゴール左隅に吸い込まれた。先制点、追加点ともに左のコーナーキックからヘディングシュートがゴール左隅に決まり、追加点はまるで先制点のデジャヴのようだった。

 2点をリードしたリーベルは、相手にシュートを打たせることなく時間を稼いでいった。試合終了が近づくにつれてスタンドのサポーターによる大合唱はボリュームが大きくなり、リーベルの控え選手らはベンチから立ち上がって肩を組み合唱。そして試合が続いている最中にも関わらず、優勝を確信したマルセロ・ガジャルド監督は笑顔でレオナルド・ポンシオらと抱擁を交わしていた。

 コパ・スダメリカーナを制したリーベル・プレートには、2015年のコパ・スルガ・バンクスルガ銀行チャンピオンシップ)の出場権が与えられた。来年は日本で、今季のヤマザキナビスコカップ覇者のガンバ大阪リーベル・プレートの対戦が開催される予定となった。

(記事/Cartao Amarelo)

【スコア】
リーベル・プレート 2-0 アトレティコ・ナシオナル

【得点者】
1-0 54分 ガブリエル・メルカド(リーベル・プレート
2-0 59分 ヘルマン・ペッセージャ(リーベル・プレート

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