スイス・カップ準々決勝が4日に行われ、FW柿谷曜一朗が所属するバーゼルはミュンジンゲンと対戦し、6-1で快勝した。
バーゼルに本社を置くスイス紙『Tages Woche』が、同試合の採点を発表。この日、移籍後初となるハットトリックを達成した柿谷には、「5.5」(最高点6、最低点1)の高評価で、チーム最高点をマークした。チームの平均採点は「4.7」となっている。
同紙は、フル出場した柿谷について、「11月に行われたチャンピオンズリーグのレアル・マドリード戦以来、出場がなく、難しい時期を過ごしていたが、やっと自身も満足いく結果を出せた。チームの2点目、5点目、6点目を奪い、深い芝の上でも技術を基にしたプレースタイルを見せて、より印象付けていた」と、プレーを振り返った。
柿谷は、同試合で9試合ぶりの出場。昨年11月26日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージのレアル・マドリード戦以来で、今シーズンの公式戦では14試合に出場し、6ゴールを挙げている。
なお、勝利したバーゼルは、スイス・カップ準決勝に進出が決定。7日には、スイス・スーパーリーグ第23節でトゥーンとのホームゲームに臨む。