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ベルギーがアルゼンチンを抜きFIFAランク1位…8カ国目の首位誕生へ

2015.10.14

得点を喜ぶアザール(左)とデ・ブライネ(右)ら [写真]=VI Images via Getty Images

 ユーロ2016予選の最終節が13日に行われ、ベルギー代表は3-1でイスラエル代表を下した。この結果、10月1日に発表されたFIFAランキングで3位だったベルギーが、1位のアルゼンチン代表と2位のドイツ代表を抜き、首位に立つことが判明した。同日付のイギリス紙『テレグラフ』やアメリカメディア『ESPN』など各メディアが報じている。

 ベルギーはグループBで首位に立ち、ユーロ本戦への出場権を勝ち取った。この日も同組4位のイスラエルを相手に3ゴールの快勝を収め、1位通過が確定。改めてその実力を示している。

 この結果、11月発表のFIFAランキングにおけるベルギーのポイントは前月の1387ポイントから1440ポイントまで伸びるという。前回トップのアルゼンチンはロシア・ワールドカップ南米予選のエクアドル代表戦で敗れたこともあり、同日行われるパラグアイ代表戦に勝っても1429ポイントが限界。同じく2位のドイツも1388ポイントとなり、ベルギーが両国をかわしてトップに立つとみられる。

 これまでFIFAランキングでトップに立った経験があるのはアルゼンチン、ドイツ、ブラジル、イタリア、スペイン、フランス、オランダの7カ国のみで、ワールドカップ優勝経験国の8カ国よりも少なかった。今回、ベルギーがトップに立つことで8カ国目の首位経験国が生まれることになる。

 ベルギーは、ワールドカップでの最高成績は1986年の4位、ユーロでは1980年の準優勝と実績も十分だが、W杯は2006年のドイツ大会と2010年の南アフリカ大会の2大会連続、ユーロは2004年のポルトガル大会から前回2012年のポーランド・ウクライナ大会まで3大会連続で出場権を逃した。“強豪国”というイメージは薄れ、2007年には同ランキングで71位を経験。長らく苦戦を強いられていた。

 しかし、2008年の北京オリンピックで4位に入るなど育成に成功し、現在はチェルシーに所属するMFエデン・アザールやGKティボー・クルトワ、マンチェスター・Cの主将DFヴァンサン・コンパニとMFケヴィン・デ・ブライネなど、豊富なタレントを擁している。

By サッカーキング編集部

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