ヤング・ボーイズに所属するU-23日本代表FW久保裕也 [写真]=Getty Images
日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトは、ヤング・ボーイズに所属するU-23同代表FW久保裕也の獲得を画策していると、ドイツ紙『FAZ』が15日に報じた。
ブンデスリーガ第16節終了時点で、15位に沈むフランクフルト。現在4連敗中で6試合白星のない低迷が続いているため、後半戦での挽回に向けて来年1月の移籍市場で補強に動くことが見込まれている。
同紙によると、夏にスペインのエイバルに移籍したMF乾貴士の抜けた穴を埋められていないフランクフルトは、左ウィングの補強を狙っている模様。そこで、乾の後釜候補として、今シーズンのスイス・スーパーリーグで17試合に出場し、4ゴール4アシストを記録している久保に白羽の矢を立ったという。
しかし、ドイツメディア『Hessenschau』は同日、フランクフルトのブルーノ・ヒュブナーSD(スポーツディレクター)が、久保の獲得を否定したと報道。ヒュブナー氏は「彼はいい選手だ。だが、オリンピックのチームに入っているから、彼の獲得は考えていない」と明言した。
久保は、来年1月に行われるAFC U-23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)に臨むU-23日本代表の予備登録メンバーに選出されている。同選手はウィンターブレイクに行われるフランクフルトの合宿に参加できないため、獲得候補から外されたようだ。
フランクフルトは、19日にホームで行われるリーグ第17節のブレーメン戦で年内最後の試合を迎える。
By サッカーキング編集部
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