2014年度のFIFAバロンドールを受賞したC・ロナウド [写真]=Getty Images
1956年にフランス誌「フランス・フットボール」が創設したバロンドール。2010年からはFIFA最優秀選手賞と統合され、FIFAバロンドールとなったが、その歴代受賞者の所属チーム、国籍、ポジション別のデータが公開された。11日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
2015年のFIFAバロンドールは、昨年の11月に最終候補3名を発表。レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、同じくバルセロナのブラジル代表FWネイマールが選出されている。11日に、この3名の中から2015年度の受賞者が発表される。
発表日になって、同メディアは、歴代バロンドール(FIFAバロンドールを含む)受賞者について、所属チーム、国籍、ポジション別にランキング形式で紹介している。
最もバロンドール受賞者を輩出しているのは、今回の最終候補にも2名が選出されているバルセロナ。最多受賞回数を誇るメッシの4回を筆頭に、元オランダ代表のヨハン・クライフ氏が2回、2005年受賞の元ブラジル代表のロナウジーニョら、総勢6人で計10回も受賞者を輩出している。それに続くのは、ユヴェントス、ミラン、レアル・マドリードで、それぞれ計8回受賞者が選ばれている。
一方で、一番多くのバロンドール受賞者を輩出している国は、ドイツとオランダで7回。ドイツ人からは、それぞれバイエルン所属時代に、1980年、1981年と2年連続で受賞したカール・ハインツ・ルンメニゲ氏や、フランツ・ベッケンバウアー氏、ゲルト・ミュラー氏などが受賞している。オランダからは、ヨハン・クライフ氏とマルコ・ファン・バステン氏が3度ずつバロンドールに輝いている。
また、ポジション別で見ていくと、圧倒的に多いのはFWで36回選出。続いてMFから19回、DFからは2度受賞したベッケンバウアー氏と、2006年に受賞した元イタリア代表のファビオ・カンナヴァーロ氏を合わせて3回、GKからは1963年に受賞したソビエト連邦代表のレフ・ヤシン氏の一度のみとなっている。
■バロンドール歴代受賞者の各種ランキング
(順位/受賞回数/クラブ名、国名、ポジション名)
▼所属クラブ
1位 10回 バルセロナ
2位 8回 ユヴェントス
ミラン
レアル・マドリード
5位 5回 バイエルン
6位 4回 マンチェスター・U
▼国籍
1位 7回 ドイツ
オランダ
3位 6回 フランス
4位 5回 イタリア
ブラジル
イングランド
ポルトガル
アルゼンチン
▼ポジション別
1位 36回 FW
2位 19回 MF
3位 3回 DF
4位 1回 GK
By サッカーキング編集部
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