スポルティング・リスボンに所属するFW田中順也 [写真]=Getty Images
スポルティング・リスボンに所属するFW田中順也に対して、ドイツの2クラブとJリーグの柏レイソルがレンタル移籍での獲得に興味を示している。25日、ドイツ誌『キッカー』が報じた。
現在28歳の田中は2014年夏にスポルティング・リスボンへ移籍。昨シーズンはリーグ戦17試合に出場し5ゴールを記録したが、昨年夏に監督が変わったことで出場機会が減少。今シーズンこれまでわずか2試合の出場にとどまっていることから本人は移籍を希望し、クラブもレンタル移籍を認める見込みとなった。
同選手に興味を示しているのは、ブンデスリーガ2部のFW宮市亮が所属するザンクトパウリとMSVデュイスブルク、そして古巣・柏の3クラブだという。一時は日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVも関心を寄せていた。
強烈な左足キックを武器とする田中は攻撃的MFとFWが主戦場の選手。ワントップや3トップの中央と左ウイング、攻撃的な中盤でのプレーを得意とする。
Jリーグは開幕前のため2月以降も移籍ウィンドウが開いており、冬の移籍市場が閉じるまでにドイツのクラブへの移籍が決まらなければ古巣復帰の可能性が高まる模様。柏は今シーズンからミルトン・メンデス新監督が就任したが、エースFW工藤壮人がバンクーバー・ホワイトキャップスへ移籍したこともあり、計算できるストライカーを探している。
By サッカーキング編集部
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