現役引退を決断したゼ・ロベルト [写真]=Getty Images
11日、ブラジル1部リーグのパルメイラスに所属する元ブラジル代表MFゼ・ロベルトが会見に臨み、今季限りでの現役引退を表明した。同クラブ公式HPが伝えている。
ゼ・ロベルトは現在41歳。ポルトゲーザでプロキャリアをスタートさせ、1997年にはレアル・マドリードに移籍した。フラメンゴ、レヴァークーゼンを経て2002年にバイエルンへ加入。ブンデスリーガを4回制覇するなど輝かしい実績を残した。2006年にサントスへ移籍後、翌2007年にバイエルンへ復帰。以降はハンブルガーSV、カタールのアル・ガラファ、グレミオに所属し、2015年からはかつて鹿島アントラーズの指揮官を務めたオズワルド・オリヴェイラ監督が率いるパルメイラスでプレーしている。
同選手は「今年で最後にするよ。来年はもう少し家族との生活を楽しみたいからね。人生というのはゴールを設定することだと思う。僕はほとんどの目標を達成してきた」と発表。「昨年限りプレーをやめていれば、コパ・ド・ブラジル制覇の喜びの中で引退できて幸せだったと思うんだ。でも、僕のキャリアにいつも描いていた挑戦のため、もう1年続けることにした。コパ・リベルタドーレスはそれだけ大きなものなんだ」と明かした。
By サッカーキング編集部
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