2014-15シーズンに乾(現エイバル)&長谷部のいるフランクフルトを率いたシャーフ氏(右)[写真]=Bongarts/Getty Images
2014-15シーズンに日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトで指揮を執り、その翌シーズンには同MF清武弘嗣(セビージャ移籍決定)、同DF酒井宏樹、同MF山口蛍のハノーファーでも監督を務めたトーマス・シャーフ氏の新たな就職先が見つかりそうだ。
15日、ドイツ紙『ビルト』が報じた内容によると、シャーフ氏はすでにガラタサライと2018年6月30日までの仮契約で基本合意に達しているという。これが実現すれば、同氏にとっては初の外国挑戦となる。
ただし、これはあくまで“プランB”とのこと。ガラタサライ側の本当の狙いは、トルコ代表を率いるファティ・テリム監督との契約だが、同監督は「ユーロ2016終了後に去就を明らかにする」と正式に発表。もしテリム監督がトルコ代表指揮官を続投するのであれば、シャーフ氏にバトンが回ってくるという仕組みであるようだ。
ちなみに、この仮契約には解約に関する付帯条項も加えられており、シャーフ氏、もしくはガラタサライが破棄を申し出た場合、罰金として30万ユーロ(約3600万円)が相手に支払われるという。
現在UEFA(欧州サッカー連盟)のシステム・戦術分析担当としてユーロ2016観戦の日々を過ごしているシャーフ氏。果たして彼の行き先はどこになるのか。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト