2014年から鹿島でプレーしていたカイオ [写真]=Getty Images
鹿島アントラーズは5日、ブラジル人MFカイオがUAE(アラブ首長国連邦)のアル・アインへ移籍すると発表した。
カイオについては移籍先のアル・アインが2日に3年契約での加入を発表。背番号は鹿島時代と同じ「7」に決まっている。
カイオは1994年生まれの22歳。2014年に千葉国際高校から鹿島に加入した。加入1年目にはJ1リーグで30試合出場8ゴールを記録し、Jリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞。2015年は明治安田生命J1リーグで32試合出場10ゴール、今シーズンはJ1リーグ・ファーストステージ終了時点で16試合に出場して5ゴールを記録した。2日のセカンドステージ第1節ガンバ大阪戦ではベンチ入りしていなかった。
アル・アインはアラビアン・ガルフ・リーグで最多12回の優勝を誇る強豪。2003年にはAFCチャンピオンズリーグを制している。今シーズンの同大会では準々決勝進出を決めており、ロコモティフ・タシュケント(ウズベキスタン)との対戦が決まっている。
移籍にあたり、カイオは鹿島の公式HPを通じて以下のようにコメントしている。
「アントラーズ加入初日から、ずっと自分を支えてくれたファン・サポーターの皆さんには本当に感謝しています。これまで、皆さんの声援に応えるためにピッチに立ち、感謝を胸にプレーしてきました。今回の移籍を受けて悲しんでくださった方々には、申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし、チームメイト、スタッフそしてクラブの皆さんから最後に温かい言葉を掛けていただいたので、前を向いてクラブを離れることができます。当然、心残りはあります。いつの日か鹿島に戻り、チームに恩返しができるようにしたいです。これから新たな道を進みますが、私はこれからもアントラーズという素晴らしいクラブを応援し続けます。サポーターの皆さんにおいても、引き続き選手としての私の挑戦を応援していただけると嬉しいです。今まで本当にありがとうございました」
By サッカーキング編集部
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