サウサンプトンから山東魯能へ移籍することが決定したイタリア代表FWペッレ [写真]=Getty Images
先日閉幕したユーロ2016にも出場していたイタリア代表FWグラツィアーノ・ペッレの中国移籍がついに決まった。サウサンプトと山東魯能の両クラブが、その旨を公式に発表している。
契約内容は明かされていないものの、移籍金は1300万ポンド(約17億3000万円)ほどだとされている。
そして、イギリス紙『デイリーメール』は、ペッレの年俸がなんと1360万ポンド(約18億1000万円)になる見込みだと伝えている。
同紙によれば、これは現在のサッカー界において、世界で5番目に高い年俸になる。
1位 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード):1800万ポンド(約23億9000万円)
2位 リオネル・メッシ(バルセロナ):1700万ポンド(約22億6000万円)
2位 フッキ(上海上港):1700万ポンド(約22億6000万円)
4位 ネイマール(バルセロナ):1620万ポンド(約21億5000万円)
5位 ズラタン・イブラヒモヴィッチ(マンチェスター・U):1360万ポンド(約18億1000万円)
5位 グラツィアーノ・ペッレ(山東魯能):1360万ポンド(約18億1000万円)
あのズラタン・イブラヒモヴィッチと同額を稼ぐことになるというペッレ。チェルシーやエヴァートンからも誘われていたようだが、これなら中国を選んだのも納得といえるかもしれない。
ペッレは1985年生まれの30歳。レッチェでキャリアをスタートさせると、カターニャやチェゼーナなどでもプレーし、2007-08シーズンからオランダのAZへ移籍する。ルイ・ファン・ハール監督の下で才能の片りんを見せると、イタリア復帰を経てフェイエノールトへ移籍。ロナルド・クーマン監督の下、12-13シーズンは29試合で27ゴールを奪う活躍を見せた。
翌シーズンもセンターフォワードとして結果を残すと、2014年夏にクーマン監督とともにフェイエノールトからサウサンプトンへ加入。14-15シーズンはプレミアリーグ全38試合に出場して12ゴールを記録した。15-16シーズンはリーグ戦30試合に出場し、11ゴールをマークしていた。また、2014年10月に初めてイタリア代表へ招集されると、10日まで行われていたユーロ2016にも出場。準々決勝までの全5試合中4試合に出場して2ゴールを挙げるなど評価を高め、チェルシーやラツィオへの移籍を噂されていた。
(記事提供:Qoly)
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