ピカチュウ(右、写真は2013年)が「ポケモンGO」ブームの中でゴールを決めた [写真]=Getty Images
アメリカを中心に、スマートフォン向けアプリゲーム「ポケモンGO」が世界中で社会現象となっている。ブームがサッカー界にも波及する中、ブラジルで「ピカチュウ」の名を持つ選手がゴールを決めた。大手メディア『ESPN』ブラジル版が20日に報じている。
ゴールを決めたのはヴァスコ・ダ・ガマに所属するブラジル人MFヤーゴ・ピカチュウ。23歳の同選手は20日、サンタ・クルスとの一戦に先発出場すると、64分にチーム2点目を決めた。かつて鹿島アントラーズでプレーし、指揮を執ったジョルジーニョ監督が率いるヴァスコ・ダ・ガマは3-2で競り勝っている。
「ポケモンGO」ブームの中でゴールを決めたピカチュウ。登録名は愛称で『ポケットモンスター』のピカチュウが由来となっている。ブラジルでは21日にも「ポケモンGO」の配信がスタートすると報じられており、同アプリへの期待感が最高潮に高まる中で記録された“ピカチュウのゴール”となった。
ACABOU! O VASCÃO ESTÁ NAS OITAVAS DE FINAL DA COPA DO BRASIL. SANTA CRUZ 2X3 VASCO. VALEU, GIGANTE! pic.twitter.com/gOtx1yucXx
— Vasco da Gama (@VascodaGama) July 21, 2016
ヴァスコ・ダ・ガマの公式ツイッターは、試合結果を掲載したスコアボードの画像の中にピカチュウの絵を挿入。他の得点者は文字で記されているのに対し、ピカチュウだけはキャラクターの絵が描かれている。また、ブラジルサッカー連盟(CBF)も同選手のゴールに反応。公式ツイッターで「ヴァスコ・ダ・ガマのサポーターは、すでにアプリをダウンロードしている」とツイートしている。「ポケモンGO」の配信開始を待つ中、ピカチュウのゴールが“先取り”だと比喩を交えて伝えた。同連盟は「#POKEMONGOL(ポケモンゴール)」というハッシュタグを添えて紹介している。
A galera do @vascodagama já baixou o aplicativo da classificação na #CopaDoBrasil pic.twitter.com/wbwGLbINqi
— CBF Futebol (@CBF_Futebol) July 21, 2016
By サッカーキング編集部
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