CLプレーオフ突破を喜ぶボルシアMGの選手たち [写真]=Borussia Moenchengladbach via Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)プレーオフのセカンドレグが24日に行われ、ボルシアMG(ドイツ)とFW久保裕也のヤング・ボーイズ(スイス)が対戦。久保はベンチスタートだった。
ホームでのファーストレグで1-3と敗れ、チャンピオンズリーグ本戦出場へ厳しい状況へ追い込まれたヤング・ボーイズ。敵地で先制ゴールを奪って反撃したいところだったが、逆に先手を取られる苦しい展開となった。
開始9分、右サイドの背後のスペースを取ったパトリック・ヘアマンが中央へパスを送ると、ゴール前でラファエウの縦パスを受けたトルガン・アザールが鮮やかなボールタッチで反転。相手DFとGKを背負った状態からマークを振り切り、ゴールを決めた。
先制に成功したボルシアMGは33分、相手のクリアをペナルティーエリア左手前で拾ったラファエウが強烈な左足シュートをゴール右隅へ。さらに40分にはアザールの中負い突破から右サイドへ展開し、ラース・シュティンドルのラストパスに合わせたラファエウが自身2ゴール目を決めた。前半は3-0で終了した。
2試合合計スコアが6-0となり、ボルシアMGのプレーオフ突破が決定的となった。迎えた後半開始時から、ヤング・ボーイズは久保らを投入。反撃の糸口を掴みたいところだったが、ボルシアMGの攻勢は止まらなかった。
64分、ペナルティーエリア左側でフリーとなったラファエウのラストパスからアザールが難なく決めて4点目。77分には中盤でのパスカットからカウンターを仕掛け、アザールのクロスからラファエウが決めてハットトリックを達成した。スコアは5-0となった。
ボルシアMGにゴールラッシュを許したヤング・ボーイズは79分、ヨリッチ・ラベが直接FKのこぼれ球を左足ダイレクトで叩き、強烈なミドルシュートをゴール左隅へ突き刺した。しかし、反撃は1点止まり。84分にはアザールにハットトリックとなるゴールを許し、6失点目を喫した。
試合は6-1で終了。アザールとラファエウがハットトリックを達成したボルシアMGが圧勝し、2試合合計9-2でチャンピオンズリーグ本戦出場を決めた。2試合で9失点を喫したヤング・ボーイズは敗退が決まった。
【スコア】
ボルシアMG 6-1(2試合合計:9-2)ヤング・ボーイズ
【得点者】
1-0 9分 トルガン・アザール(ボルシアMG)
2-0 33分 ラファエウ(ボルシアMG)
3-0 40分 ラファエウ(ボルシアMG)
4-0 64分 トルガン・アザール(ボルシアMG)
5-0 77分 ラファエウ(ボルシアMG)
5-1 79分 ヨリッチ・ラベ(ヤング・ボーイズ)
6-1 84分 トルガン・アザール(ボルシアMG)
By サッカーキング編集部
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