MLSプレーオフが26日に開幕した [写真]=Getty Images
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のプレーオフにあたる「MLSカップ」のノックアウト・ラウンド4試合が26日から27日にかけて各地で行われた。
20クラブが所属するMLSは、各10クラブの東西カンファレンスに分かれてレギュラーシーズン(交流戦も含む)を実施。各地区6位以上の計12クラブがプレーオフに進出する。そしてプレーオフでは東西に分かれたままトーナメント戦が実施される。各地区の3位と6位、4位と5位が一発勝負のノックアウト・ラウンドに臨み、勝利を収めたクラブはカンファレンス準決勝へ進む。
26日と27日に行われたのは、ノックアウト・ラウンドの4試合。東地区では、レギュラーシーズン3位のトロントFCが同6位のフィラデルフィア・ユニオンに3-1と快勝した。また、同5位のモントリオール・インパクトが同4位のD.C.ユナイテッドを4-2で破ってカンファレンス準決勝へ進んでいる。
そして西地区では、レギュラーシーズン3位のロサンゼルス・ギャラクシーが同6位のレアル・ソルトレイクに3-1と快勝。同4位のシアトル・サウンダーズは同5位のスポルティング・カンザスシティを1-0で破った。
■MLSカップ・ノックアウト・ラウンド
▼東地区
トロントFC(3位) 3-1 フィラデルフィア・ユニオン(6位)
1-0 15分 セバスティアン・ジョヴィンコ(トロントFC)
2-0 48分 ジョナサン・オソリオ(トロントFC)
2-1 73分 アレハンドロ・ベドヤ(フィラデルフィア・ユニオン)
3-1 85分 ジョジー・アルティドール(トロントFC)
D.C.ユナイテッド(4位) 2-4 モントリオール・インパクト(5位)
0-1 4分 ローラン・シマン(モントリオール・インパクト)
0-2 43分 マッテオ・マンコース(モントリオール・インパクト)
0-3 58分 マッテオ・マンコース(モントリオール・インパクト)
0-4 83分 イグナシオ・ピアッティ(モントリオール・インパクト)
1-4 90分 ラマー・ニーグル(D.C.ユナイテッド)
2-4 90+4分 テイラー・ケンプ(D.C.ユナイテッド)
▽西地区
ロサンゼルス・ギャラクシー(3位) 3-1 レアル・ソルトレイク(6位)
1-0 14分 アラン・ゴードン(ロサンゼルス・ギャラクシー)
1-1 21分 ジョアン・プラタ(PK)(レアル・ソルトレイク)
2-1 26分 エマニュエル・ボアテング(ロサンゼルス・ギャラクシー)
3-1 34分 エマニュエル・ボアテング(ロサンゼルス・ギャラクシー)
シアトル・サウンダーズ(4位) 1-0 スポルティング・カンザスシティ(5位)
1-0 88分 ネルソン・バルデス(シアトル・サウンダーズ)
以上の結果、東西地区準決勝の対戦カードが決定。ノックアウト・ラウンドを勝ち抜いたクラブと各地区のレギュラーシーズン1位、2位のクラブがホーム・アンド・アウェー方式でカンファレンス決勝進出を懸けた戦いに臨む。
■MLSカップ・カンファレンス準決勝(ファーストレグは10月30日、セカンドレグは11月6日に開催)
▼東地区
ニューヨーク・レッドブルズ(1位) vs モントリオール・インパクト(5位)
ニューヨーク・シティー(2位) vs トロントFC(3位)
▽西地区
FCダラス(1位) vs シアトル・サウンダーズ(4位)
コロラド・ラビッズ(2位) vs ロサンゼルス・ギャラクシー(3位)
カンファレンス準決勝を突破したクラブは同決勝へ進み、各地区王者を決定。そしてカンファレンス王者同士が、一発勝負の決勝戦となる「MLSカップ」で真のシーズンチャンピオンの座を争う。
By サッカーキング編集部
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