パルチザン・ベオグラードにCLとELへの出場停止処分が下された [写真]=Getty Images
UEFA(欧州サッカー連盟)は11日、セルビア・スーペルリーガ(1部リーグ)のパルチザン・ベオグラードに3シーズンにわたるUEFA主催大会への出場停止処分を下したことを発表した。
パルチザン・ベオグラードは、UEFAクラブライセンス制度とファイナンシャル・フェアプレーに違反したため、2017-18シーズンから2019-20シーズンまでのチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグへの出場停止が決まった。
イギリスメディア『BBC』によると、パルチザン・ベオグラードは2016年9月時点で約250万ユーロ(約3億円)の未払いの負債があったという。さらに過去5年で3度の規定違反があったため、3シーズンの出場停止という重い処分となった。
パルチザン・ベオグラードは1945年に創設され、これまで国内リーグ(ユーゴスラビア、セルビア・モンテネグロ時代も含む)で通算26回の優勝を果たしている強豪。最近では2015-16シーズンのセルビア・スーペルリーガを制していた。また、過去には元日本代表監督のイビチャ・オシム氏が1991年〜1992年まで指揮を執っていた。今シーズンはリーグ戦第21節を終え、15勝3分け3敗で2位につけている。
By サッカーキング編集部
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