ベトナム・カントー市で開催されていたU-21タインニエン新聞国際サッカー選手権2017(INTERNATIONAL U21 FOOTBALL TOURNAMENT YOUTH NEWSPAPER CUP)は12月22日に決勝が行われ、昨年王者のU-21横浜FCが地元U-21ベトナム選抜を2-0で下して、見事に大会2連覇を達成した。
両チームはグループステージの最終戦でも対戦しており、この時は、横浜FCが1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイムに得たPKのチャンスを決めて、辛くも2-2のドローに持ち込み、横浜FCが首位、U-21ベトナム選抜が2位で決勝にコマを進めた。
決勝では、横浜FCが立ち上がりから主導権を握り、17分に右CKからのこぼれ球をMF前嶋洋太が決めて先制。その後は、同点ゴールを目指して、前掛かりになるベトナム選抜の攻撃をいなしつつ、横浜FCがカウンターを狙う展開。しかし、両チームともにゴールを奪うには至らず、前半は横浜が1点リードで折り返す。
後半に入ると、横浜FCが立ち上がりにセットプレーからDF神山右京が頭で合わせて追加点。その後は、一進一退の攻防となり、終盤にはベトナム選抜もホームの意地を見せて猛攻を見せたが、横浜FCは集中した守備でしのぎきり、試合はこのまま2-0で横浜FCが勝利した。
試合後、早川知伸監督は、「正直、昨年の大会の方がレベルの高いチームが揃っていたように感じます。横浜FCとしては、目標だった2連覇を達成できました。もし来年も招待されれば、3連覇を果たしたいと思います。」と語った。
今大会の各賞の受賞チームおよび受賞者は以下の通り。
優勝:U-21横浜FC 賞金1万2000USD
準優勝:U−21ベトナム選抜 賞金7000USD
3位:U-21ミャンマー代表 賞金5000USD
フェアプレー賞:U-19ベトナム代表 賞金3000USD
最優秀選手:齋藤功佑(横浜FC)
最優秀GK:市川暉記(横浜FC)
得点王:松岡瑠夢(横浜FC、4ゴール)
記事提供:ベトナムフットボールダイジェスト
協力=アジアサッカー研究所
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト