ガボン代表としてプレーするオーバメヤン [写真]=NurPhoto/Getty Images
アーセナルに所属するガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが、ガボン代表でプレーすることを選択した経緯について語った。21日付のロンドン地元紙『イブニング・スタンダード』が同選手のコメントを伝えている。
オーバメヤンはフランスで、ガボン人の父とスペイン人の母の間に生まれた。そのため、オーバメヤンはプレーする代表チームを決定する際に、ガボン代表だけでなくフランス代表やスペイン代表を選択することも可能だった。しかし、オーバメヤンは迷うことなくガボン代表でのプレーを選択したという。
「どの国の代表チームでプレーするかを決めたのはまだ若い時だった。多くの選手たちはそのような決断をする時、正しい選択をするためにかなりの時間を要するだろう。でも、当時の僕は全く迷うことはなかった。僕は父が歩んだ道のりを追いかけたかったんだ。父はかつてガボン代表チームのキャプテンを務めていた。だからガボン代表としてプレーすることにしたんだ」
「スペイン代表やフランス代表としてプレーすることも選択できた。実際にUー21フランス代表としてプレーもしたしね。でも、僕はかつての父と競いたかったんだ」
スペイン代表やフランス代表と異なり、ガボン代表はワールドカップの出場経験がない。そんな状況の中でもオーバメヤンがガボン代表でプレーしたいと思った背景には、父の存在があったようだ。
By サッカーキング編集部
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