決勝ゴールを挙げたラウル・ヒメネス [写真]=Getty Images
国際親善試合が7日に行われ、オランダ代表とメキシコ代表が対戦した。
フランク・デ・ブール新監督の初陣となったオランダは、22歳MFトゥーン・コープマイネルスと20歳DFオーウェン・ワインダルのAZコンビが代表デビュー。GKティム・クルルは5年ぶりに代表戦出場を果たした。対するメキシコは、ラウル・ヒメネスやエクトル・エレーラらがスタメン入りした。
試合はスコアレスで折り返し、後半に入ってメキシコが55分にチャンスを迎える。ヘスス・マヌエル・コロナがペナルティエリア右に抜け出して、決定的なシュートを放ったが、これはGKクルルの好セーブに阻まれた。
だが直後の58分に試合が動く。メキシコは右サイドからのFKでエリア内のヒメネスがネイサン・アケに倒されてPKを獲得。60分、自らキッカーを務めたヒメネスがゴール左隅に沈めて、メキシコが先制に成功した。
反撃に出るオランダは88分、ケルヴィン・ステングスが右サイドからクロスを上げると、ルーク・デ・ヨングが頭で合わせたが、シュートはGKにセーブされる。さらにゴール前のこぼれ球にメンフィス・デパイが反応したが、シュートは惜しくもクロスバーに直撃し、同点のチャンスを逃した。
試合はこのまま終了し、メキシコが勝利。オランダはデ・ブール新監督の初陣を白星で飾れなかった。
オランダ代表は11日に行われるUEFAネーションズリーグ・グループステージ第3節でボスニア・ヘルツェゴビナ代表とのアウェイゲームに臨む。メキシコ代表はオランダに残り、13日に国際親善試合でアルジェリア代表と対戦する。
【スコア】
オランダ代表 0-1 メキシコ代表
【得点者】
0-1 60分 ラウル・ヒメネス(PK/メキシコ)
By サッカーキング編集部
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