PKを失敗し、頭を抱えるアルゼンチン代表FWメッシ [写真]=Getty Images
バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、代表引退を示唆するコメントを残した。大手メディア『ESPN』など各国メディアが伝えている。
26日に行われたコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016決勝でチリ代表と対戦したアルゼンチン代表。PK戦にもつれ込んだ同試合で、メッシは1人目のキッカーを託されたが、ゴールを決めることができなかった。その後、4人目ビリアも失敗したアルゼンチンはチリに敗れ、優勝を逃した。
同メディアによると、試合後のメッシは、「何が起きたのか分析することは僕にとってとても辛いことだ」とPK失敗を悔やんだ。その上で、「試合後のロッカールームで、僕にとっての代表チームを終わりにしようかと考えていた」とコメント。アルゼンチン代表からの引退を示唆した。
2014年のブラジル・ワールドカップ、昨年のコパ・アメリカ2015に続いて決勝の舞台で敗れたアルゼンチン代表。メッシは、「決勝で再び大きな失望を生んでしまった」とタイトルを逃したことを悔やみ、「とても重要なPKをミスしてしまった。やってしまった」と猛省した。
所属するバルセロナでは数々のタイトルを獲得してきたメッシだが、アルゼンチン代表としては未だに主要国際タイトルを獲れていない。「僕は一生懸命に挑戦してきた。代表チームでタイトルを獲りたいと誰よりも思ってきたが、不運にもそれができなかった」と代表における大会制覇への思いを語ったメッシ。このまま代表引退となるのか、今後の展開に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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