攻撃サッカーを代名詞とするガンバ大阪。クラブ史上初の2部リーグを戦う今シーズンも絶対的司令塔の遠藤保仁を中心とした魅惑のパスサッカーを披露。爆発力のある攻撃を見せつけ、リーグ最多得点を挙げて順調に白星を積み重ねている。
脈々と培ってきたクラブ伝統の攻撃サッカーが機能する背景の一つには、ガンバ大阪アカデミーの存在がある。これまでに数え切れないほどのプロ選手を輩出し、日本屈指の育成組織として名高いガンバ大阪アカデミーだが、現在のトップチームには13名もの選手を送り込み、リーグ戦第17節の栃木戦ではスタメンの11人中、実に7名がアカデミー出身選手で占められた。
なぜ、ガンバ大阪アカデミーは優秀な選手を輩出し続けられるのだろうか。その理由の一つには、一貫指導体制が挙げられる。ジュニア、ジュニアユース、ユースと連なる育成組織において、優れた指導者を配置しつつ、《真のプロフェッショナルプレーヤーの育成》を標語にした一貫指導体制を確立。アカデミー出身選手はトップ昇格後、伝統的な攻撃サッカーのスタイルになじみやすく、自身の能力も発揮しやすいという大きなメリットを得られる。
加えて、名門ならではの強みも大きい。ガンバ大阪ユースは過去に何度も全国大会を制覇しており、高いレベルを求める優秀な選手が全国から集まってくる。現在も高校生年代最高峰のリーグに属し、若き才能が切磋琢磨しながら技を磨き続けている。そして、umbroはウエア、スパイクなど用具面を全面的にサポート。ガンバの未来を担う逸材たちの成長を後押ししている。
[写真]=CORACAO 梅原沙織
左:FW 中村文哉(2年生)
重心の低いドリブルと正確なシュートテクニックを武器とするストライカー。ボールを呼び込むオフ・ザ・ボールの動きにも秀でる。2年生ながらエースとして君臨
右:MF 井手口陽介(2年生)
卓越したテクニックを備え、正確なパスを駆使してゲームを作る司令塔タイプ。攻撃センスを発揮しつつ、守備も献身的にこなすなど攻守両面において不可欠な存在
ガンバ大阪が誇る背番号10、二川孝広。「いつも狙っている」という決定的なスルーパスを繰り出し、フィニッシュシーンを鮮やかに演出する天才パサーは「守備もしっかりこなしたい」と、攻守両面でチームの勝利に貢献していくことを誓っている。
そんな彼が「フィット感があり、日本人の足に合う」と信頼を寄せるスパイクが『アクセレイター』だ。アッパー前足部には足なじみのいいカンガルーレザーを採用。マルチ形状スタッドをレイアウトした高機能アウトソールが優れた安定感とグリップ力を発揮する。中村文哉と井手口陽介、ガンバ大阪ユースで攻撃のキーマンとして活躍する2人も『アクセレイター』を“武器”に活躍を続けている。