FC東京が終盤に勝ち越し新潟を2-1で下した [写真]=野口岳彦
皆さん20年前はどんなふうに過ごしていましたか?大人になった今でも思い出に残ってることはありますか?
20年前の私はというと…思い出どころか産まれたばかりかな(笑)
1993年にJリーグが開幕してから20年が経ちました。今や5月の15日はJリーグの日と定められたのです。
そんなJリーグが成人式を迎えた日に開幕試合と同じ場所である国立競技場ではナビスコカップFC東京×アルビレックス新潟戦が行われました。グループ予選通過をかけたこの試合、なにがなんでも勝ちたい一戦です。
前半ボールを奪い攻め上がってもゴール前でチャンスが潰されシュートが打てない状況が続くFC東京。サポーターからは愛のある[シュート打てコール]が起こります。そんなとき長谷川アーリアジャスール選手が負傷によりピッチを後にします。心配ですね大事になってないことを祈ります。
交代したのは河野広貴選手。試合後に「ベンチでこれからアップを始める時に交代だったので驚きました。体力的にとにかく疲れました。」とコメントくださりました。河野選手投入後も得点は動かないまま前半は終了。
ハーフタイムにはローラースケートを履いたドロンパの登場にこどもたちがはしゃいでいました!ほんとに器用で可愛くてうらやましいです(笑)
そして後半戦に待ち望んだ石川選手ゴールが決まります!力強いシュートかっこよかったなーーー!
このゴールにより勢いに乗るFC東京。その後はシュートをとにかく打って新潟を脅かします。このまま優勢に試合が進むかと思えば新潟の岡本選手に隙をつかれた同点ゴールを決められます。同点では予選通過出来ません。絶対に負けられないFC東京、そのときヒーローが現れました!救ってくれたのは今季加入の三田啓貴選手でした!なんと交代して即行ゴールをあげます。これが勝ち越し点になりまさしくニューヒーローじゃないですか!?
三田選手の交代1分ゴールとキャプテンマークをつけた存在感でニューヒーローの風格ありましたよね!一気に注目度を上げた三田選手は公式戦では初ゴール。「勝ち越し点を決められて嬉しかった。これからはポジション争いに勝って試合に出たい。ゴールに絡む試合をしたい!」と意欲的なコメントと熱い気持ちが伝わってきました。そこで私は気付きました。三田選手も、もしかしたらロールキャベツ男子かもしれない…
今度インタビューのチャンスがあればズバリ聞いてみたいと思います!
試合は2ー1でFC東京の勝利!予選通過の絶対条件をクリアしたのに、したのに…予選は突破すること出来ずなんてあまりにも悔しすぎる。
複雑な心境でミックスゾーンへ向かうと、そんな気持ちを晴らしてくれるような爽やかなオーラを放つ石川選手が現れました!お話を伺うと「自分らしいゴールが出来た!今日のはシュートコースが明確に見えたしゴールに入る軌道も見えました。30代になると考えることもあるけどやっぱりゴールっていいなと思いました。20年前の僕はJリーグを国立に見に来てて幼い自分にはサッカーと開幕の演出に衝撃を受けました。目指していた夢が目標に変わった瞬間だった。だから今日来てくれたこどもたちにも何か感じてほしいし記憶に残るような試合にしたかったんです。これからもみんなから愛されて常に優勝争いをするような強いチームに成長していきたいです。」と特別な思いを語ってくださったのです。石川選手と李忠成選手のお二人が当時観戦に来ていたんですって!まさか20年後にサッカー選手としてピッチに立っていたなんて素敵ですよねー!
惜しくもナビスコカップは敗れてしまいましたが目指すはJリーグ優勝!
引き続きFC東京Viva Paradiseは様々な情報をお届けするのでこれからも宜しくお願いします!