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玉田圭司と藤本淳吾「結果と内容の両方にこだわる」

2013.04.14

Jリーグサッカーキング5月号 掲載]
玉田圭司と藤本淳吾。ともに日本を代表するレフティであり、テクニシャンだ。しかし、二人とも昨シーズンのチーム、個人の成績に大いに不満を抱いている。俺たちは、もっとやれる。グランパスなら、もっと良いサッカーを披露できる――。3年ぶりのリーグタイトル獲得を目指し、二人のキーマンが燃えている!
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インタビュー・文=西川結城 写真=兼子愼一郎

淳吾と近い位置でプレーできれば攻撃にリズムが生まれるはず(玉田)


なぜ、巻頭インタビューとして、お二人にご登場いただいたか、分かりますか?

玉田 僕らが今シーズンのキーマンだからですか?

そのとおりです(笑)。

藤本 そうじゃないかなっていう気はしてました(笑)。自覚があるってことですかね、タマさん。

玉田 そう……だね(笑)。

さて、シーズンが開幕し、第1節ではジュビロ磐田と引き分けましたね。

藤本 個人的にはあまりいい出来ではありませんでした。ボールが足につかないシーンもあったし、気持ちが空回りした部分もあった。開幕なので気合も入っていた。何より昨シーズンからの悪い流れを払拭したかったという思いも強かったですから。

玉田 結構いろいろなことが見えた試合だったよね。タイでプレシーズンマッチを戦ったし、名古屋に帰ってきてからも練習試合をしたけど、Jクラブとの本気の試合はもちろん今シーズン初めて。練習試合とはレベルが違うし、こうしたレベルの相手に対し、自分たちの良さが出せなかった。格下相手だと、自分たちが常に主導権を握って戦えるけど、相手に主導権を握られたら、チーム全体のリズムが狂ってしまうことがあるでしょ。

藤本 確かに。守備に追われる時間帯が長くなった時にどうするか。試合が終わった後、いつも「ああすれば良かった」って話し合うけど、まだ試合中には対応できてないことが多い。そうした時、選手の足が止まってしまうこともある。ディフェンスに労力を割いてしまって、いざ攻める時に攻撃に力が注げなくなっているというか……。開幕戦も、そういうところがあった。

藤本選手が今、昨シーズンの悪い流れを払拭したいと話しましたが、もちろん、お二人とも昨シーズンの結果には納得できていないでしょう。今シーズンはどういったところを変えなければならないと考えていますか?

玉田 いろいろな考え方があると思うけど、自分の中では、サッカーは中盤が一番大事だと思っている。昨シーズンは攻撃を組み立てられないことが多かった。今シーズンのポジションでは、自分と淳吾も中盤だと思うから、僕らでもっとボールを回し、前に運んでいかなければならない。そういうことが昨シーズンは、なかなかできなかった。

藤本 チームとしてはタマさんの言うとおりで、いかに高い位置でボールを保持できるかが重要になってくると思います。相手を崩すことを考えると、昨シーズンまでのようなサッカーでは選手一人ひとりの距離が遠く、互いにサポートすることが難しい。でも、今シーズンは選手間の距離をもっと詰めたいし、タマさんと近い距離でプレーできれば、自然と二人で絡むシーンも増えると思う。そういう意味では、中盤を厚くして、サイドだけでなく、中央でもボールを保持できればいいと思います。

実は、リーグ2位に終わった2011シーズンは、玉田選手と藤本選手の間のパス交換率がチーム内でも高かったというデータがあります。しかし、昨シーズンは玉田選手がケガで戦線離脱していた時期があったとはいえ、低い数値になってしまいました。

玉田 昨シーズンは自分がケガした影響もあったと思うけど、でも、いわゆる遊び球みたいなパスが少なかった気もする。一見、意味のないパスに見えるんだけど、細かいパス交換を入れていくことで、自分はリズムが出てくるタイプ。試合中、そうしたプレーが自分にとって、すごく大事。リズミカルにプレーしていくと、試合結果に影響するようなビッグプレーができたりもする。そういうシーンが昨シーズンはなかった。淳吾と近い位置でプレーできれば、攻撃にリズムが生まれるはずだと思うんだ。

藤本 昨シーズンは、(金崎)夢生(現ニュルンベルク)や永井(謙佑/現スタンダール・リエージュ)のようにスピードのある選手をサイドに張らせて、ゴールに向かっていくようなパスや突破が多かったんです。足元にパスを入れて、あとはひたすら縦にいく、みたいなイメージ。そのためにDFとMFは頑張って守備をして、カウンターを仕掛ける、という戦い方で、パスをゆっくりと回す場面が少なかった。今シーズンはまた、そうしたプレーを増やしていきたいですね。

もう少し相手を揺さぶって、崩したいという気持ちがある(藤本)

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お二人の考えで共通しているのは、今のチームの攻撃には、もっと変化や工夫を加えていかなければならない、という点だと思います。その意味では、キャンプから取り組んできた新布陣の3-4-2-1も、一つのカギになるのではないでしょうか?

藤本 そうですね。まだまだ伸びしろがあると思います。開幕戦を振り返っても、3バックの磐田が守備の時に両サイドのMFも下がって5バック気味で守ってきて、さらにボランチも下がってブロックを作られてしまうと、2シャドーの僕らはパスを受けにくい感じがした。でも、そうした場面でも僕らが相手の間でうまくパスを受けられれば、向こうのポジションも徐々にズレていくと思うから、怖がらずにもっとトライしていかなければならない。パスの受け手と出し手のタイミングがもう少し合ってくれば、面白いと思います。

玉田 僕も淳吾と同じで、シャドーのポジションは嫌いじゃない。でも、やり始めてまだそれほど時間が経っていないし、続けていきながら、さまざまな課題を見つけ、克服していくしかないよね。僕と淳吾がいろいろと動きながらコンビネーションで崩していきたい。プレーエリアを限定してしまうと、相手もそれだけ守りやすくなるから、動きながらボールを受けるということを連続して出していければ、攻撃にも変化が生まれると思う。そのほうが自分はやりやすいし、固定されるのはあまり好きじゃない。あとは前線が孤立しないことも大事。前の選手たちの距離が近すぎても良くないけど、遠すぎてもダメ。そのあたりのバランスを、選手たちが感覚で共有できるようになればいいと思います。

お二人が近い距離でプレーする時、役割分担はありますか?

藤本 タマさんのポジショニングを見て、自分がゴール前に行くか、下がってボールを受けるかを考えるようにしています。ボールを受けにきた1トップの選手とタマさんの距離が近くなった場合、自分もその二人から離れないように、寄っていくこともあります。前線の選手のポジショニングに合わせて自分の動きにも変化をつけていけば、攻撃はもっと機能するような気がします。今シーズンのやり方に対する感触は、悪くない。僕は名古屋に来てから、サイドだけでなく、中央やボランチでもプレーしているけど、例えば今シーズンの3-4-2-1だと、両アウトサイドの選手が上下動するので、その分、僕らシャドーの選手は中央に寄ることがある。それは高い位置で攻めている時だけでなく、低い位置でもそう。個人的にはボールを受けやすいし、パスも出しやすいですね。

玉田 そうだね。僕の場合、最近は3トップのサイドでプレーすることが多かった。タッチラインを背にしてボールをもらうのって、結構難しいんだよね。追い詰められて、ボールがラインを割ることだってあるから。

テクニックのない選手なら、サイドより中央でプレーするほうが難しいというのが常ですが、お二人ともサイドに閉じ込められるのは嫌だと感じているのは、技術に自信がある証だと思います。

玉田 もちろん、中央でボールをもらう方がプレッシャーをたくさん受けるんだけど、そのプレッシャーをかいくぐれば、局面を一気に打開できる。その一つのプレーで攻撃が一気にスピードアップしたりもする。自分の中では、サッカーにおいては局面を打開するプレーがすごく大事だと思っている。相手にとっても、そうしたプレーが最も怖い。リスクはあるんだけど、それを自分はやっていきたいね。

藤本 そうですよね。しかも、一人で打開するのはもちろん、二人、三人のコンビネーションが出始めると、タマさんも言っていたように、チームの攻撃にリズムが出てくる。だから、中央から打開していくことも必要だと思います。あと、攻撃の工夫と言えば、サイドから攻める場面、単純にクロスを入れるんじゃなく、そこからさらに変化をつけられるかどうか。人数をかけて攻めていけるなら、サイドからの攻撃にひと工夫、ふた工夫入れられるようにしたい。ただクロスを入れるだけなら、一人の選手でもできること。名古屋はクロスからの攻撃が多いという印象でしょうけど、僕なんかはもう少し相手を揺さぶって、崩したいという気持ちがありますね。

バルサを真似するのは難しい。でも、局面は参考になる(玉田)

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前線でコンビを組む矢野貴章選手については、いかがでしょうか?

玉田 貴章は頑張っているよ。特に守備面ですごくよく走っている。それがあいつの良さでもあると思うけど、当然FWなんだから、それだけが仕事じゃない。もっと自分たちが貴章の特長を生かしてあげて、ゴール前の仕事に集中させてあげられるようにしたいよな。

藤本 開幕戦でのスプリントも、すごかったみたいですね。

玉田 1試合に60何回も全力でスプリントしていたみたい。すごいよ、これは。

1トップにはジョシュア・ケネディ選手もいます。現在離脱中ですが、戻ってくれば、また違った攻撃もできるようになるのでは?

藤本 タイプ的には二人は似ているようで、違う気がします。ジョシュアは大きいけど、足元のプレーも安定していてうまいし、細かいコンビネーションプレーも結構好きなんじゃないかなっていう印象です。

玉田 貴章のほうがサイドに流れることが多いよね。まあ、ジョシュアよりも足が速いし、流動的なプレーが生まれやすい。ジョシュアの場合は、真ん中でドシッと構えて、縦パスのターゲットになってくれると思う。だからやっぱりタイプが違うよね。

ポストプレーがうまいケネディ選手がいれば、お二人が前を向いてボールを受ける機会が増えそうです。

玉田 だから、前を向いてドリブルでどんどん仕掛けられるようになる。下がってボールを受けて攻撃を組み立てる役割に加えて、どんどん仕掛けていくプレーも織り交ぜないといけない。

藤本 中央からの攻撃を考えると、ジョシュアの存在は大きい。でも、サイドアタックだけしかできないのはダメだけど、かといってセンターアタックだけにこだわり過ぎても良くない。一番大事なのはバランスで、中央とサイドの両方からの攻撃があってこそ、相手も的を絞れなくなるんで。

ところで、お二人は今回タイキャンプではホテルが同部屋だったそうですね。

玉田 そうなんですよ……。

藤本 何で嫌そうな顔してるんですか! うれしかったでしょ、タマさん。

玉田 部屋で一緒にプレミアリーグの試合を見ていたんだよね。タイはプレミア人気が本当に高いから、テレビでずっと中継していた。そこでの発見? やっぱりベイル(トッテナム)でしょう。二人とも左利きだから、左利きの選手には注目してしまう。

藤本 あのシュート力! やっぱりベイルはすごいですね。

玉田 あと、今シーズンの名古屋もそうだけど、世界を見ても3バックのチームがここに来て、また増えてきているな、という印象があるね。

藤本 そう、最近、また主流になりつつある。昔は、3バックは守備的なイメージだったんだろうけど、今は攻撃的なスタイルのチームも多い。

玉田 バルサ(バルセロナ)も昨シーズン、トライしていたしね。僕らもバルサのサッカーをよく見るけど、ああいう試合をやるのは、実際にはなかなか難しい……。ただチーム全体で真似ることは難しくても、局面では参考になるところがたくさんある。

テクニックを売りにしてる選手は簡単なミスをしてはいけない(藤本)

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藤本選手は昨シーズンに引き続き、今年のオフも家族でバルセロナに旅行に行って、カンプ・ノウで試合観戦もしてきたそうですね。

藤本 はい。ただ、タマさんが言うように、彼らのプレーを自分のプレーに落とし込むのは、なかなか難しい。例えば、バルサの試合を見ていて、こういう場面があったから真似してみよう、というのは難しい。それでも、頭の中でイメージはしますよ。

今回はペドロのプレーがすごく印象に残ったそうで。

玉田 え? ペドロなの?(笑)

藤本 いや、すごいんですよ、ペドロは。裏のスペースに走り出すタイミングが本当に抜群。ただ真っ直ぐ抜け出すのではなく、相手DFの裏を突くようなコースを通って抜け出していく。

玉田 しかも、パスの出し手もペドロがそういう動きで抜け出していくことを分かっているもんね。

藤本 僕が見た場面では、中盤のブスケとのコンビでゴールを奪ったんですけど、ブスケはチラッとルックアップしただけで、ほとんどペドロのことを見ていなかったんです。

玉田 あっ、分かった! スルーパスを通したプレーだ。覚えているよ。

藤本 そうです。DFの動きと逆を突くコースにブスケがスルーパスを通して、そこにペドロが飛び出していった。ブスケは事前にペドロの位置を見ていたと思うんだけど、その時はまだペドロはサイドに張っていた状態で。その後、ブスケのところにボールが来た時には、ペドロはもう中央に向かって動き出していた。だから、ブスケは、ペドロの動きを見て、というより、ペドロがそういう動きをすることを予測していた。あらかじめ分かっていないと、あのタイミングであのパスは通せないと思うんですよ。

玉田 でも、そういうプレーを僕ら二人がやっていかないといけないよね。そうしたリスクを冒すようなプレーを?ビビらず?にできるかどうか。一回トライしてミスしたら、もうやらない、では意味がない。僕ら二人がイメージを共有して、コンビネーションで崩していくプレーは、常に狙っていかないといけない。一試合の中で、得点を奪うチャンスなんて、実はそんなに多くない。だから俺たちで決定的なチャンスを作っていきたいよね。

お二人がいいイメージを共有しながらプレーできている時は、いわゆる相手の裏を突く、相手を欺くようなプレーがたくさん出ている気がします。

玉田 そう。だから、もっとやらないとね。僕もバルサの試合はよく見ていて、それこそ、メッシのプレーを食い入るように見ているんだけど、最近はメッシにボールが渡る前の段階で、ブスケやイニエスタ、チャビがどのように攻撃を組み立てているかにも注目している。自分も昔は前線でスピードを生かしてゴールに向かう役割が多かったけど、今は中盤くらいまで下がってプレーして、攻撃の起点になることも多い。だから、参考にしたいんです。バルサはスピードを維持したまま、プレーの精度を保てることがすごい。

バルセロナの選手たちの一番の売りは、やはりテクニックです。お二人も名古屋、いや日本の中でも有数のテクニシャン。その自信がプレーのベースにあると思います。

藤本 そうですね。でも、まだまだだと思います。サッカーはミスがつきものとはいえ、たまに簡単なトラップでもミスすることがある。そこはなくさないと。バルサの選手じゃないけど、ボールを「止める」、「蹴る」という基本技術を極めることは、今でも本当に大事だと思います。特にテクニックを売りにしてる選手は、簡単なミスはしてはいけない。周りは信頼して僕にボールを預けてくれるわけだし、僕からパスが出てくると思って、走ってくれる。だから、僕もプレーでもっと応えていかないと。

玉田 テクニックは本当に大事だよね。もちろん、今でも自分は日本の中でトップクラスのテクニシャンだという自信を持ってプレーしている。でも、満足はしたことなんてない。それは年齢を重ねるごとに、強くなっている。もっとうまくなれるんじゃないかってね。世界を見渡しても、年齢を重ねて、さらにプレーに深みが出ている選手がいるでしょう。トッティ(ローマ)やギッグス(マンチェスター・ユナイテッド)なんかはいい例。全然レベルが違うかもしれないけど、彼らを見ていると、この先キャリアを積み重ねていく上で励みになるし、まだまだ自分はできるんだっていう思いにさせてくれる。先日(3月4日のジェノア戦)、36歳のトッティがゴール数でセリエA歴代2位タイに達したそうです。あの年齢になってもまだまだモチベーションを高く維持できるのは、素晴らしいことだと思う。

求めるのは結果と内容の両方多くの人に見てもらいたい(玉田)

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では、今シーズンに懸ける思いを、それぞれお聞かせください。

藤本 昨シーズンは正直、プレーしていても楽しめないことが多かった。だから、今シーズンはまず、自分が楽しめるようにしたい。それができるかどうかは、自分次第だと思う。新しいシステムに取り組んでいて、まだ慣れないところもある。でも、チャレンジすることは必要。楽しむことと結果を出すことが直結すればベストだし、そうさせるために自分はプレーしている。何より結果が出ていけば、絶対に楽しい。タマさんとはいい距離感でプレーしていきたい。ポジションも固定するよりも、できるだけ動いて、ボールが二人を経由していくシーンを多く作りたいですね。

玉田 昨シーズンは7位に終わったので、結果を出すことがまずは目標。その上で、いつも言っていることだけど、内容が伴うことも大事になる。そういうサッカーをしないと、やっぱり観客数も増えないし、お客さんに楽しんでもらえない。開幕戦では豊スタ(豊田スタジアム)の空席が目立っていた。結果と内容の両方を求めて戦って、少しでも多くの人に試合を見に来てもらいたい。

玉田選手は名古屋が組織的で攻撃的なサッカーをしていた頃からチームでプレーしています。それだけに、昨シーズンの内容にはジレンマを感じているのではないでしょうか?

玉田 そうですね。いい内容のサッカーができる選手たちはそろってる。だから、それに見合ったサッカーをしないと、観客の皆さんやメディアの皆さんも納得しないと思う。淳吾との関係で言えば、自分たち二人がもっと試合を決定づけるようなプレーをしていきたい。犠牲にしなければならないことももちろんあるけど、90分間の中でもっと存在感を出していきたい。

それぞれ具体的な目標はありますか?

藤本 特には立てていないですけど、昨シーズン、リーグ戦で2得点しか挙げていないので、それはもちろん絶対に越えたいですね。

玉田 え、2点? 嘘でしょ! そんな少ないんだ。

藤本 はい。そうなんです……(苦笑)。11年が9得点9アシスト、昨シーズンが2得点5アシスト。だから、今シーズンは巻き返します!

玉田 自分は10年が13得点、11年が14得点といい流れで来ていた。だからこそ、昨シーズン、ケガで離脱したのは痛かった。今シーズンは年間を通して戦い抜きたいね。シーズン中の手術はもういい。試合に出続ければ結果を出せることを証明したいですね。

では最後に、お互いエールを交わしてください。

藤本 エールですか?

玉田 じゃあ、今シーズンはたくさんいいパスちょうだいね!(笑)

藤本 えー(笑)、じゃあ、いいパス出すので、たくさん決めてください!

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