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女子サッカーを熟知するライターが分析する『なでしこ育成の3つのキーワード』/FOOTxBRAIN

2013.05.08

 5月4日に放送されたテレビ東京系のサッカー番組「FOOTxBRAIN」では、「なでしこ育成論」をテーマに放送。解説に元日本代表の北澤豪さん、ゲストになでしこ取材に定評がある女性ライターの松原渓さんを迎えて放送された。

 松原渓さんは『日本女子サッカーが世界と互角に戦える本当の理由』の著者。芸能人フットサルチーム「南葛シューターズ」のメンバーで、スポーツキャスター、ライターとしても活動。経験に基づく独自の視点は、多くのなでしこメンバーからの支持されている。

【松原が分析する、なでしこ育成のキーワード1】競技人口の少なさが生む技術

 小学年代で男子とサッカーをした女子選手は…『約70%』

松原「日本の女子サッカーは競技人口が少ない分、男子と一緒にプレーする機会が多い。それが技術を高めることにつながる。お兄ちゃんがやっていたからサッカーを始めた、なでしこジャパンのメンバーも多い」

 その代表が、なでしこジャパンの司令塔、宮間あや。

★技術が伸びる小学年代で男子とプレーすることが高い技術を生む

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【松原が分析する、なでしこ育成のキーワード2】受け皿の少なさが生む“情熱”

 小学生時代にいた約16000人の競技人口は、中学生になると半減。背景には学校に女子サッカー部がないなど、プレー環境の少なさが理由にある。

松原「中学生年代はプレーできるクラブが極端に少なくなる。そこを乗り越えた選手は、サッカーをどうしても続けたいという選手ばかりなので、強い情熱を生まれ、逆境に強くなる」

★なでしこの勝負強さは、逆境を乗り越えたサッカーへの“情熱”

 なでしこの更なる発展には、中学校年代での女子サッカー選手の受け皿を拡大させる必要がある。一方で、この逆境を乗り越える情熱を持つ選手たちが、日本女子サッカーを支えてきた。

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【松原が分析する、なでしこ育成のキーワード3】トップチームの増加が生む“経験”

女子サッカー大国になるために……
松原「継続してきたものが定着することが大事。なでしこの選手たちが繋げてきたものを、今後の選手が受け継いでいってほしい」

 視聴者アンケートによる、SOCIALxBRAIN「次代のなでしこを牽引するスター候補」の結果は次のとおり。

「FOOTxBRAIN」はテレビ東京系列にて土曜日夜11時05分から、BSジャパンでは日曜深夜0時35分から放送。

>番組公式Twitterはこちら。
https://twitter.com/foot_brain

>番組公式Facebookはこちら。
http://www.facebook.com/footbrain

 また「FOOTxBRAIN」は今月、番組会員サービス「FOOTxBRAIN SOCIO」を新たに立ち上げた。このサービスは無料番組公式スマホアプリで番組視聴中にTV音声をキャッチして視聴マイルを貯めると累積視聴マイルに応じて番組グッズや豪華プレゼントなどがもらえるというもの。まずは、AppSotreまたはGooglePlayから「FOOTxBRAIN SOCIO」アプリをダウンロードしてご利用ください。

http://www.tv-tokyo.co.jp/footbrain/application/

 次回のFOOTxBRAINは「必見!きっと得するサッカートリビア」。ふだん何気なく見ているサッカー中継や番組の中で「ところでそれって…」と思う場面はありませんか? は意外と知らないサッカートリビアを番組アナリストとともに解析していく。サッカーのピッチの大きさに決まりはあるのか? など…当然と思っていたことでも意外と知らないことがあるもの。すべて知っていたらかなりのサッカー通、かも!?

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