FOLLOW US

フィッカデンティ監督、選手たちを高く評価/FC東京週間練習リポート(1/31~2/7)

2014.02.10

フィッカデンティ監督は選手たちを高く評価(1月31日)

 AETカップ準決勝のオルハネンセ戦終了後、フィッカデンティ監督は選手たちのプレーを高く評価した。前後半の90分間は1-1で終え、PK戦で5-6で敗れた。

 試合後の会見で、この試合での収穫を問われると、イタリア人指揮官は「チャンスをしっかりつくれていたのが大きな結果。ディフェンス陣も相手を自由にさせていなかったので評価できる」と語った。チームの本格始動から2週間で仕上がり、方向性を確認できたようで、「収穫は大きかったと言えるだろう」と話した。

*   *   *   *   *

ナオ、久々の国際試合で刺激受けた(2月1日)

 FC東京は1日午前、香港市内のスタジアムで約1時間半にわたってトレーニングを実施した。

 前日のオルハネンセ戦に出場した選手は軽めのランニングなどで調整。出場時間が短かった選手や出番がなかった選手は精力的にフィジカルメニューを消化した。

 オルハネンセ戦に途中出場したMF石川は「観客は少なかったけど、雰囲気はとても良かった。ピリッとしていた」と振り返り、「アジアの大会でやりたいという思いが強まった」と、久々の国際ゲームに刺激を受けた様子だった。

*   *   *   *   *

吉本は充実感 「やっていて楽しい」(2月2日)

 FC東京は2日午前、国際親善大会「AETカップ」3位決定戦のクリリヤ・ソヴェトフ(ロシア)戦に向け、香港市内のスタジアムで約1時間半、トレーニングを実施した。

 選手たちは短距離中心のフィジカルメニューを消化後、ロングフィードの練習などで汗を流した。

 クリリヤ・ソヴェトフ戦への出場が有力視されるDF吉本は「監督からは『(ポジショニングは)1メートル、何センチにこだわれ』と言われている。今までの自分の課題なのでやっていて楽しい」と充実の表情。次戦に向け、「自分の特長を決して忘れず、監督のサッカーを表現できるように。今の時期はそれを一番意識してやっていきたい」と語った。

*   *   *   *   *

大国魂神社節分祭に新人4人がそろい踏み(2月3日)

 GK囲、MF平岡、武藤、DF松田の新人4選手は3日、府中市の大国魂神社節分祭にゲスト参加した。女優の高島礼子さんや、大関・稀勢の里らとともに、4人はかみしも姿で豆まきを行い、来場者から歓声を受けた。

 4人はAETカップに出場中のチームを離れ、この日午前まで静岡県内で行われていたJリーグ新人研修に参加。プロとしての心構えや、振る舞いを学んだ。平岡はイベントでマイクを握り、集まった観客の前であいさつ。大役を務めた高卒ルーキーは「今日は、精いっぱい出し切りました。プロとして見本となる選手を目指して、人としても成長していきたい」と語った。

 囲は「いい経験。みなさんに福が届けばと思って豆をまきました。沖縄のキャンプ期間中、フルゴーニュさんから『おまえはやり続けるしかない』と言われていたので、ここからどれだけ練習できるかによって、どこまで上っていけるかが決まる」と、5日から合流するチームの全体練習に向けて意欲を示した。

*   *   *   *   *

椋原、「東京魂」を胸に戦う(2月5日)

 期限付き移籍していたC大阪から復帰したDF椋原は「東京魂」を胸に今シーズンを戦う。

 昨季はC大阪でリーグ戦4試合出場にとどまったが、「真剣にサッカーをやり始めたのがFC東京。それからずっと東京だったから、セレッソでは何もかもが刺激的だった。東京とはある意味、正反対で、(サッカーに対して)いろんな考え方があるなって感じた」という。

 文化の異なるクラブでサッカーに打ち込んだ経験は、東京でプレーする意義をあらためて見いださせてくれたようで、椋原は「東京は東京なんですよ。監督が代わろうが、選手は真面目だし、ストイックにやるし、監督の言っていることを真剣に理解しようとする。監督が代わっても、東京らしさはやっぱり変わらない」といい、「セレッソで学んできたものを取り入れて、自分自身のまた違ったモノを出せればいい」と笑顔で抱負を語った。

*   *   *   *   *

高橋「人生で一番きつい走り」(2月7日)

 前日の6日は初の完全オフ。待望の休日をみんなが満喫してきたかと思いきや、高橋のように「(体がいつも通りに)起きちゃうんで、あんまり(リフレッシュできなかった)ですね」というちょっと気の毒な選手もいた。

 そして、オフ明けの7日はインターバル走中心のつらいメニュー。疲労の蓄積もあり、選手たちは練習終了後、「きつい、きつい」を連発しながらグラウンドを後にした。

 高橋も「人生で一番きつい走りだった」と振り返った。それでも監督が代わって、毎日が新鮮な様子。「認識してはいても、なあなあだった、そういうところを(フィッカデンティ新監督は)しっかりと指摘してくれる。去年の反省を踏まえた練習ができている」と充実の日々であることを強調した。


365日FC東京モバイル

FC東京サポーターなら絶対に見逃せない東京中日スポーツ「365日FC東京モバイル」!!チームに密着する担当記者が送る日々のリポートや評論 記事、東京愛あふれるコラムも満載!どのコーナーも、ここでしか読めない情報ばかり。まさに1年365日、FC東京の「今」を伝えます。
・HP(モバイル、スマホ限定)
 http://365fctokyo.chunichi.co.jp/
・Twitter
 @365fctokyo
★公式Facebookはもスタート!コチラからどうぞ

SHARE

RANKING今、読まれている記事

  • Daily

  • Weekly

  • Monthly

SOCCERKING VIDEO