during the Bundesliga match between Bayer 04 Leverkusen and FC Schalke 04 at BayArena on October 25, 2014 in Leverkusen, Germany.
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ミッドウィークの28・29日にカップ戦「DFBポカール」の2回戦が行われたが、輝いたのは香川真司。先発出場で1ゴール、1アシストの活躍を見せ、kicker誌の採点は「2.0」の高評価。また、乾貴士(フランクフルト)も途中出場で1アシストといい働きを見せたが、チームは敗戦となった。
また、2部に所属の田坂祐介(ボーフム)、山田大記(カールスルーエ)も先発出場したがチームは共に敗れ、2回戦敗退。そしてケルンの長澤和輝が今季初先発し、57分までプレーしたが、公式戦2試合ぶりにベンチ入りした大迫勇也(ケルン)の出番はなかった。ケルンはDFBポカールで3部のデュイスブルクに苦戦するも、0-0からのPK戦で3回戦進出を決めた。
現在、ケルンは3勝3分3敗で10位。成績を見れば可もなく不可もなくと言ったところだが、得点が9試合で「7」と得点力不足に苦しんでいる。ウジャが2得点をあげているだけで、ほかに5人が1得点とストライカー不在の状況となっている。期待された大迫も1得点。ここ最近はベンチを外れることも多く、存在感を示す機会も減っている。今節は長澤とともにベンチ入りする見込みだけに、チャンスを活かしたいところ。
不信の攻撃陣に比べ、ケルンの守備はここまで失点「7」。今季評価の高いGKホルンを中心に安定しており、バイエルン・ミュンヘン、メンヒェングラートバッハに次いでブンデスリーガでは3番目の失点の少なさとなっている。今節の対戦相手、フライブルグは0勝5分4敗と今季未勝利。前節のアウグスブルグ戦も一方的に攻められ、0-2と完敗。こちらも得点は「8」と攻撃力不足なだけに、ケルン攻撃陣のデキが鍵を握りそうだ。
前節、シャルケはアウェイでレヴァークーゼンに0-1で敗戦、ディ・マッテオ監督の初黒星となった。ただ、スコアこそ1点差だったが、後半はレヴァークーゼンに防戦一方。守備陣が翻弄される場面も多く、課題が残った。そんな中、内田篤人も守備に追われたが、それでもシャルケの数少ないチャンスを演出するなど見せ場も作った。
今節の対戦相手はアウグスブルク。現在、勝ち点12で9位、勝ち点11で12位のシャルケとは勝点差「1」ですぐ上にいる存在。昨季の堅守速攻をベースにマタヴジュ、ボバディジャ、ヴェルナーと攻撃のタレントは豊富。噛み合ってくれば上位進出も狙える存在。それだけにシャルケは勝って上位陣に食らいつきたいところだ。