世界を代表するリーガ・エスパニョーラの2大チーム、バルセロナとレアル・マドリード。永遠のライバルが誇りをかけて戦う“伝統の一戦クラシコ”が、3月23日(月)午前4時45分からWOWOWで独占生中継される。放送に先駆け2月19日、ともにサッカー好きという共通点がある、歌手・女優の小柳ルミ子さんと俳優の白石隼也さんという異色の組み合わせによる対談『クラシコ 至高の観戦術 ~バルサ×レアル 伝統の一戦を語ろう~』の収録が行われた。大のサッカー好きを自負するお二人が、世界最高峰の闘いであるクラシコの見どころを大いに語った。
収録は、まずサッカー経験者の白石さんが「小柳さんがサッカーが好きというのが意外でした」と胸のうちを告白すると、小柳さんが「今日の収録は本当に楽しみで、昨晩は眠れないほどでした。サッカーは大好きで、生まれ変われるのならばサッカー選手になりたいくらいなんです」と冒頭からサッカーに対する熱い想いを吐露してスタート。「サッカーは人生、社会、仕事、対人関係の縮図です。本当にサッカーは奥が深いんです」と話すと、白石さんも「サッカーは120%の力を出し切って初めて勝敗がつくから、最後の最後に人間性がよくわかるスポーツ。本当に人生のようで面白い」と同調した。
続いて話題は、リーガの魅力というテーマに。まず白石さんが「リーガには監督が変わってもスタイルが変わってしまうチームがほとんどありません。チームとサポーターが築いてきた歴史の重さを感じられるのが大きな魅力です」とコメント。これに頷く小柳さんは「さらに付け加えれば、スター選手がたくさんいることも大きな魅力です。レアルとバルサだけでもW杯並の華があります。観ていて本当に楽しいんです」とリーガへの思い入れを語った。
リーガの2大スターであるメッシとロナウドについては、小柳さんは「どちらも好きだけど私はどちらかといえばメッシ派。メッシのプレーを見ていると喜びよりも涙が出てきてしまうんです。恵まれなかった身体のハンデを克服して、世界一と称賛される選手になるのは半端な努力では成しえないこと。彼が死の物狂いでプレーしている姿を見るたびに、自分は普段全力で頑張れているかなと問いただしています」と語り、メッシを想像するあまり、収録中に感極まって目に涙を浮かべる場面も。白石さんが「メッシも素晴らしいけど、C・ロナウドはエンターテイナーとしてすごい。一見無駄なフェイントでファンを魅了してくれる。あれも含めてトップ選手の証だと思います」と語った。
そして話題はいよいよ注目のクラシコへ。まず小柳さんが「今から興奮しています(笑)。前回の対戦ではレアルが勝っているから今回はホームのバルサに勝たせてあげたい」。小柳さん注目ポイントとして「メッシ、スアレス、ネイマールの3選手がゴールを決められるかどうか」を挙げた。白石さんはレアル寄りの注目ポイントとして「レアル目線でいえば、イスコのリーダーシップ。まだ存分には発揮されていないけれど、ベイルやC・ロナウドに守備の指示を出して統率できるくらいになればもっといい選手になれる」とコメント。
収録後の取材で、改めてクラシコの魅力を語った小柳さん。「自分が生きている間にクラシコは必ず現地まで行って生で観てみたいです」と収録中に収まり切らなかった熱い想いを語り、視聴者に向けては「自分がリーガにどっぷりはまってしまったように、とにかく一度見てもらえればわかります。選手たちが命がけでゴールを目指す姿は心打たれるもの。その姿勢は私たちの仕事にも必ず通ずるものだし、いい影響を与えてくれると思います。できるだけたくさんの人たちにぜひ見てほしいですね」と語った。
リーガは第23節を終えて、レアルが勝点1差でバルサを抑えて首位。リーガの優勝を占う激戦となること必至の“伝統の一戦 クラシコ”は、3月23日(月)午前4時45分から現地解説を岡田武史さんと野口幸司さんでWOWOWライブにて生中継。また、3月1日午前11時45分から小柳さんと白石さんの対談を収録した『クラシコ 至高の観戦術 ~バルサ×レアル 伝統の一戦を語ろう~』をWOWOWプライムにて無料放送でお届けする。