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エプソンがSリーグ・ゲイランFCのメインスポンサーに

2016.02.12
ゲイラン・インターナショナルFCの選手・コーチ陣と記念写真に収まるエプソン・シンガポールの田中俊光マネジングディレクター(後列左から4人目)とクラブアンバサダーに就任したティン・ペイ・リン国会議員(同5人目) (写真提供:Geylang International FC)

Sリーグのゲイラン・インターナショナルFCは2月10日、精密機器メーカーのエプソン・シンガポールとメインスポンサー契約を結んだことを発表した。契約期間は1年。

エプソン・シンガポールは、スポンサー料として現金を支払うほか、プリンターや映像機器などの同社製品を提供して、ゲイラン・インターナショナルのサッカー事業や地域貢献活動を支援する。スポンサー料は明らかにされていないが、一部メディアでは10万シンガポールドル(約810万円)程度と推測されている。


エプソン製プロジェクターで映し出された契約書にサインするゲイラン・インターナショナルのベン・テン会長(写真左)(写真提供:Geylang International FC)

エプソン・シンガポールの田中俊光マネジングディレクターは、「今回のスポンサー契約は、青少年の育成やスポーツ振興、地域貢献を目指すという我社の理念が形になったもの。地域社会との強いつながりを持つゲイラン・インターナショナルと、シンガポールのサッカーシーンに貢献するという目的を持つエプソンがスポンサー契約を結んだことは自然な流れといえる」と話す。

エプソン・シンガポールは、2013年8月にシンガポールサッカー協会(FAS)と3年間のスポンサー契約を結んでおり、Sリーグの公式戦やシンガポール代表などの試合が行われるジャランベサル・スタジアムに大型プロジェクタースクリーンを設置している。

また、国会議員のティン・ペイ・リン氏が、ゲイラン・インターナショナルのクラブアドバイザーに就任することも合わせて発表された。ゲイランは本拠地べドック・スタジアムから半径5キロ以内を重点地域として地域貢献活動を推進することを明らかにしており、ティン氏はクラブアドバイザーとして同クラブのサッカー普及活動やチャリティ活動などに参加する予定。

ゲイラン・インターナショナルFCは、2016シーズン開幕戦でタンピネス・ローヴァーズFCとアウェーで対戦する。同試合は2月15日19時30分からジュロンウエスト・スタジアムで開催される。チームには元アルビレックス新潟シンガポールのDF市川祐樹も所属している。

(アジアサッカー研究所/安藤)

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