2010年世界選手権
文=清水英斗
3月21日(金・祝)、フットメッセ大宮で『さいたま市ノーマライゼーションカップ2014 ブラインドサッカー 日本代表vsドイツ代表』の親善試合が行われる。“ノーマライゼーション”とは、肌の色、性別、国籍、心身の障がいなど、さまざまな特徴を持つ人々が混ざり合い、お互いに助け合って誰もが同じように暮らせる社会を作ろう、という考え方だ。
ブラインドサッカーは、ノーマライゼーションを象徴するスポーツといっても過言ではない。4人のフィールドプレーヤーは、アイマスクを装着し、目の見えない状態でプレーする。ボールには鈴が内蔵されており、「シャカシャカ」と音が鳴るので、ボールの位置はそれを頼りに、耳で感じ取る。ところが、そのままではゴールの位置や相手の状況がわからないので、晴眼者であるGKと、ピッチの周囲に立つコーラーがコーチングを行い、フィールドの選手たちはその声を聞きながらプレーしている。
目が見えなくても、お互いの個性を使って助け合えば、一緒にサッカーができる。視覚障がい者と、健常者のノーマライゼーションによって成り立つのがブラインドサッカーだ。目の見えないフィールドプレーヤーが、目の見えるGKやコーラーと協力して、どのようにサッカーの戦術を構築しているのか。それを見るのが、ブラインドサッカー観戦の楽しみ方のひとつと言える。当日はブラインドサッカー体験会や各種ブースも出展される。試合観戦のほか、いろいろ見回ってみるのもいいだろう。
そして今回対戦するドイツ代表だが、パラリンピックや世界選手権の出場経験はないものの、直近の欧州選手権ではスペイン、フランス、トルコに次ぐ4位の実績を持つ、いわば新興国だ。過去に2度の世界選手権に出場し、2016年リオデジャネイロ・パラリンピックへの初出場をめざす日本代表としては、負けられない相手だ。
音と声が重要なブラインドサッカーなので、テニスなどと同様、試合中の観客には「サイレント・プリーズ」と静寂が促される。しかし、日本代表キャプテンの落合啓士によれば「タイムアウトやハーフタイムなど、プレーが切れたときは応援できますので、よろしくお願いします」とのこと。熱い声援は、彼らのパワーになるだろう。
また、今年11月には史上初となる日本ホームのブラインドサッカー世界選手権が開催される。開催国の代表として、ノーマライゼーションのシンボルとして、そしてパラリンピックを目指すアスリートとして。ボールを蹴る喜びにあふれた日本代表のプレーを、ぜひ、お見逃しなく!
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