2020年も1カ月半以上が経過した。サッカー界の中心地、ヨーロッパでは各国リーグの戦いが佳境に突入。冬の移籍市場を終え、チーム力をアップさせたクラブ、そうでないクラブの明暗が徐々に分かれ始めている。
そんな中、ハイレベルな選手たちがひしめき、世界最先端の戦術が生まれるラ・リーガもヒートアップしている。そのラ・リーガに日本で初めてスポンサードした企業である株式会社エイチ・アイ・エスとオフィシャルバンキングパートナーのソニー銀行株式会社が、16日に行われた第24節セビージャ vs エスパニョールの観戦会イベントを開催。東京・渋谷のダイニングバー、ESTADIO渋谷店にラ・リーガフリークが集結した。
イベントの司会には、ラ・リーガへの深い造詣で知られる小澤一郎氏と、鋭い戦術分析で人気を集める戸田和幸氏の2人が登場。通常の試合放送では聞くことができない有料解説コンテンツ『SHIN KAISETSU』コンビが生で解説するという、まさにスペシャルなエクスクルーシブイベントとなった。
小澤氏、戸田氏が登場すると会場のボルテージはマックスに。両氏は試合前のプレビューから軽快なトークを披露し、スペイン現地情報にユーモアを交えながらオーディエンスを盛り上げた。
試合が開始すると、両氏はディープな戦術トークや選手情報をふんだんに交えた極上の解説を展開。小澤氏が軽妙な語り口で試合展開に花を添えると、戸田氏は観客の席にまぎれ、ときに隣の来場客に語り掛けながら元選手ならではの視点で試合に奥行きを与えていた。
試合を戦う2クラブは、セビージャがチャンピオンズリーグ圏内をうかがう5位、エスパニョールがリーグ最下位という構図。苦しい戦いを強いられているエスパニョールはこの日もセビージャに先制点を許すものの、その後2点を返し逆転に成功。しかし対するセビージャも負けじと追いつくという、会場のサポーターがグラスを空けるペースが速まる熱い展開となった。試合を通じて、両クラブサポーターから「バモス!」の掛け声やスペイン語でのチャントが飛び交い、会場はさながら現地スタジアムのような雰囲気に。テレビやストリーミング放送での観戦では味わえない臨場感たっぷりの夜となった。
もちろん、本当に現地観戦すればさらなる興奮が味わえる。イベントでは、4月に小澤氏と行くバルセロナ観戦ツアーが開催されることも発表された。情熱の国、スペインでの極上のフットボール体験。そこに小澤氏の解説とエイチ・アイ・エスのバックアップが加われば、忘れられない旅となるはずだ。
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