FIFA16クラブモード(11人制)の世界大会「World Confederation Virtual Pro(WCVP)」の1次予選が30日深夜に開催。日本eスポーツサッカー協会(JeFA)選出による日本代表がタイ代表と対戦した。
両国にとって負ければ、即敗退となる対戦。FIFA16で初のナショナルチームを率い51カ国の頂点に立つために集結したJeFA日本代表は、1試合目にエースのLlorente0226(Xx Devil FC xX)を欠くなど、雲行きの怪しい状態から始まることとなった。
最初にチャンスを迎えたのはタイ。8分、NOBORINO_4のロングフィードが手前でカットされると、これが相手FW:Redbull_notのもとへ。そのままバイタルエリアまで持ち込まれると右足でミドルシュートボールはゴール左隅に突き刺さり、タイ代表にいきなりリードを許す展開となった。
早く同点に追いつき、重苦しい雰囲気を断ち切りたい日本はJOH1119中心に攻勢をかける。33分、右サイドのCKをショートで繋ぐと縦に抜け出したJOH1119がクロス。これは相手DFにブロックされるものの、PAにこぼれたボールを再度奪い返すと強引に狙う。これが相手DFのつま先に当たり、シュートコースが変わって、ボールはそのままゴール左隅に吸い込まれた。
徐々に調子を上げてきた日本だったが、タイGKの好セーブなどもありゴールを割れないまま後半に突入。後半立ち上がりは膠着状態が続いていたが、73分、日本のセットプレーの好機を迎える。FKから高く上がったボールはタイDFに弾かれるものの、セカンドボ-ルを拾った左サイドハーフのXninchanXが再びクロス。これもクリアされるが、こぼれ球をXninchanXがダイレクトボレーで合わせる。GKが右に弾いたところに、エースLlorente02261の代役に抜擢されたatsuya-bbが詰めて勝ち越しゴールをたたき込んだ。
続く81分、左サイドハーフのXninchanXが切り込むと、ボールがJOH1119に渡り、横にいたatsuya-bbへパス。これをきっちり沈めて日本が3-1とリードを広げた。初戦はこのままタイムアップ。日本が2点のアドバンテージを手にして2試合目に臨むことになった。
2試合目の日本は、トップにLlorente0226が復帰、右サイドをjogaGTからKONYAGAYAMADA25に変えると、気持ちに余裕が生まれたからか、初戦のような硬さはなくボールを回していく日本がタイを攻めたてる。
16分、XninchanXからJOH1119に渡ると、中に入れたクロスが相手DFの足に当たりそのままゴール右隅へ。ラッキーな形で先制点を挙げトータルスコアを4-1にすると、その後も前掛りになったタイのDFライン裏を上手く狙い、23分にKONYAGAYAMADA25の素晴らしい個人技から追加点をあげると、64分にもゴール。最後は87分にLlorente0226がグランダークロスにきっちり合わせて試合終了。2試合目も4-0と圧倒した日本は、トータルスコア7-1でタイを退け、中南米の代表が待つ最終予選へと駒を進めた。
最終予選の組み合わせは8月6日の南米予選終了後発表。8月7日に試合が行われる。
詳細な日時はeサッカー日本代表公式ツイッターで確認を。
https://twitter.com/jefa_alljapan
【Japan vs Thailand】 FIFA16 WCVP Qualifying round ハイライト
[国内リーグ(JSL)情報]
http://jsl.main.jp/wp/?p=3400
[国内リーグ(JSL)Twitter]
https://twitter.com/FIFA_JSL
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト