FIFA16クラブモード(11人制)の世界大会「World Confederation Virtual Pro(WCVP)」準決勝が10日深夜に行われ、日本eスポーツサッカー協会(JeFA)選出によるJeFA日本代表はエクアドルと対戦。1試合目は1-2で落としたものの、2試合目で3-1で勝利し、トータルスコア4-3とした日本が逆転で決勝戦へ進出した。
初戦のアウェー戦、守備を重視し4-4-2のフォーメーションで臨んだ日本は、序盤からエクアドルの猛攻を受ける苦しい展開を強いられる。前半10分、バックラインの裏を突かれ日本はあっさり先制点を奪われてしまう。
なおも続くエクアドルの波状攻撃を、GKのdsc-amibaが何度もファインセーブを見せて前半を1失点で切り抜けた日本は、0-1で迎えた65分、GKのロングフィードを受けたkinchan527がそのまま抜け出し、左サイドを駆け上がったatsuya-bbに絶妙なスルーパス。これを冷静にニア左隅に決めて、日本が追いつく。
しかし67分、ロングスローのクリアにもたついた日本は、こぼれ球をエクアドルに叩き込まれすぐさまリードを許す展開に追い込まれてしまう。結局このままスコアは動かず、初戦を1-2で落とし、2試合目(ホーム)を迎えることになった。
2試合目、いつも通り4-2-3-1にフォーメーションを戻した日本は、序盤から怒涛の攻めを展開。前半11分、中盤から綺麗に繋いだボールを、この日トップ下に入ったLlorente0226がバイタルエリアで受けると、左サイドを駆け上がったSBのTomiG20に絶妙のスルーパス。TomiG20のシュートはGKに弾かれるものの、詰めていたKONYAGAYAMADA25が押し込み待望の先制点を挙げる。
止まらない日本はLlorente0226、kinchan527を中心に攻めたてると、前半36分、43分とLlorente0226が立て続けに追加点を奪い。リードを一気に3点に広げる。このまま一気に押し切るかと思われた日本だったが、前半アディショナルタイム、エクアドルにミドルシュートを叩き込まれて3-1。トータルスコア4-3となった一戦は、緊張感が張り詰める展開へとなった。
後半に入り、人数を掛けて攻めてくるエクアドルに対し、日本の守備陣が奮闘。結局、後半は互いに決定機を作り出すことができずに試合終了。FIFA16のクラブモード、世界大会WCVP初挑戦となった日本は、史上初の決勝への切符を手にした。
なお、9月18日に予定されている日本の決勝の相手は、12日早朝に行われるポルトガル対ペルーの勝者となる。
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By サッカーキング編集部
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