CLベスト16第1戦でのモナコの先発メンバー
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現在リーグ戦で首位に立ち、チャンピオンズリーグの舞台でベスト8に進出したクラブは4クラブあるが、特に注目と言えるのがモナコだ。
CLベスト16の2連戦は今シーズンの大会ハイライトと言える激闘となったが、敵地での第1戦を5失点して敗戦したもののアウェーゴール3つを挙げたことで望みをスタッド・ルイ・ドゥでのセカンドレグにつなげると、本拠地で見事に3得点を奪い、2戦合計6-6、アウェーゴール差で退けた。敵将ジョゼップ・グアルディオラは過去の指揮官時代にはなかった初のCL決勝トーナメント1回戦敗退の憂き目にあうことになった。
2003-04シーズンにCL決勝まで進出したモナコを覚えている方も多いだろう。しかし、その成功後は苦難が続き、2010-11シーズンにはリーグ・アン18位で2部降格と、チームの状況はどん底を迎えた。この窮地を救ったのはロシア人実業家のドミトリー・リボロフレフ現会長だ。『Forbes』にも資産家ランキングでランクインする大富豪は、2011年末に2部でも低迷していたモナコに多額の資金を注入。翌シーズンには1部復帰を果たした。
さらなる大型補強を2013-14シーズンに敢行したモナコだったが、リボロフレフ会長が本業での経営不振や“世界最高額の慰謝料”と報じられた離婚問題など、懐事情に変化があったこともあり、翌シーズンからは大物選手の獲得から若手育成や体制強化などの現実路線に切り替えた。
昨シーズンまでは陣容に変化が多くあるなど、難しいマネジメントを強いられたが2014年夏から指揮するレオナルド・ジャルディム監督は2シーズン続けて3位でリーグ戦を終わらせるといった結果は残してきた。今夏はこれまでの選手放出路線から、不足しているポジションに補強を行う形にシフト。昨シーズンからのチーム強化が実る結果となり、躍進を遂げている。
大きなポイント1つ目はラダメル・ファルカオの復活だ。1部復帰に際して大金でアトレティコ・マドリードからやってきた“エル・ティグレ”だが、負傷もあってフィットするには至らず。前述のクラブ経営事情もあって、2シーズン続けてイングランドへレンタルされたが、活躍はできなかった。その虎が復活を期してモナコに復帰した今シーズンは特に中盤戦でゴールを重ねてリーグ戦では3位タイの16ゴールをマーク。チームに勢いをもたらした。
そのファルカオだけではないのが今シーズンの強さの秘訣だ。リーグ・アンでは30試合を終えて勝ち点を71に伸ばしているが、注目すべきはその得点数。他を圧倒する87得点で1試合平均約3得点を挙げている計算になる。その攻撃陣のタクトを振るうのが、ポルトガル代表のベルナルド・シルヴァ。同郷の指揮官とともに2014年にベンフィカから加入し、すぐに定位置を確保した。右サイドからの仕掛けとパスで多くの得点を演出し、22歳という若さも相まって、今やビッグクラブへの移籍の噂が絶えない存在となった。
また、両ボランチの活躍も見逃せない。B・シルヴァと同じ22歳のティエムエ・バカヨコは今シーズンからレギュラーを完全に確保。ディディエ・デシャンも見逃すはずはなく、今月のインターナショナルウイークに向け、フランス代表に初招集された。もう1人は右サイドバックから今シーズン、ボランチへ完全コンバートされたファビーニョ。昨シーズンからボランチ起用が増えていたが、積極的な飛び出しとパンチ力のある右足が、モナコの攻撃に厚みを加えている。この2選手の攻撃参加がモナコの持ち味となっている。
そして何といっても現在、10代選手としては世界でも指折りの注目を集める存在となったキリアン・ムバッペだ。12月に18歳となったムバッペはモナコ下部出身。2016年2月に17歳と26日で決めたプロ初得点はティエリ・アンリの記録を抜く、クラブ最年少得点記録となり、今では“ネクスト・アンリ”と呼ばれるまでになった。ツートップの一角や左サイドで起用されるが、爆発的な突破力と、しっかりと決めきる得点力には早くも“アンリ超え”の声も上がるほど。公式戦直近4試合で6得点と、自身の注目度の高まりとともに、より結果を出しているところも大物感を感じさせてくれる存在だ。
その勢いに乗るモナコがベスト8で対峙するのは、ピエール・エメリク・オーバメヤンというエースにウスマン・デンベレやクリスチャン・プリシッチといった若き才能たちが攻撃に絡む、モナコと同様に若さと実力者が連携と結果を生み出しているドルトムントだ。
抽選会の結果、モナコは第2戦を今シーズンの公式戦で1敗しかしていないスタッド・ルイ・ドゥで戦うことができる。まずは“黄色の壁”ジグナル・イドゥナ・パルクで雰囲気に飲まれず、隙を見てアウェーゴールを手にすることができるかが、鍵となる。
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編集部が一攫千金にチャレンジ!『編集部HのPES LEAGUEで目指せ世界一!』/第4回
ウイイレを愛する皆さん、こんにちは。賞金2300万円の一攫千金とフリーランスとして夢の独立を叶えるために『ウイイレ2017』公式世界大会「PES LEAGUE ROAD TO CARDIFF」オンライン予選に参戦している編集部Hです。今日は残念なお知らせがあります。そう。4回目を迎えたこの連載ですが、今回が最終回となってしまいました…。「別に残念でもなんでもない」「もともと期待して次回連載なんか待っていなかった」なんていう貴重なご意見は心の中にしまっておいてください。
ちなみにこれまでプレースタイルやシステムについて語ってきた僕が最後にお伝えするのは、選手の起用法です。
僕が今大会で使用しているバルセロナと言えば、リオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールの“MSN”が最大の強みであり、クロスに頼る攻撃をしない僕(連載第2回より)にとっては宿敵MDホワイトが誇るギャレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ ロナウドの“BBC”よりも、“MSN”のほうが上だと思っています。“BBC”ファンの方、すみません、譲れません。
ただ、ここで僕の名采配が光るのです。ウイイレではスタミナの要素が非常に重要になると考えている僕は、“MSN”を同時に先発させることはありません。3人のうち1人をベンチに座らせ、後半開始、あるいは60分あたりから投入して、疲れきった相手DFを圧倒してもらうためです。実際のチームだったら、選手からの反発を招いてメディアにあることないこと言われ、叩かれるところですが、そこはゲーム! 利点を生かしていきましょう。
せっかく能力の高い選手を90分使わないのはもったいない、という意見もわかります。実際、対戦相手でバルセロナを使用している人は、ほとんどが“MSN”をスタメンに並べています。でも、ウイイレの前半45分というのは、実際の時間にすると7、8分程度です(10分ハーフに設定の場合)。当然、選手それぞれがボールに触る回数も限られてきますよね。でもスタミナは消費する。だったら、「前半は“MSN”のうち、先発している2人にボールを集めて攻撃、後半は途中投入のもう1人を中心に仕掛ける」という戦略が有効になってくると思いませんか?
……偉そうなことを言っても結果が伴わなければ認めてもらえない。それは現実も仮想も同じだということはわかっています。だからこそ、(テレ朝風に)『絶対に負けられない』という気持ちで臨んだ第1戦、パコ・アルカセルを最前線で先発起用した僕は、2-2で迎えた後半開始からスアレスを投入。これが見事に的中し、終盤に2ゴールを奪って勝利を収めました! 見たか、おい!
しかし、2戦目では再び終盤に2点を奪って4-4の引き分けに持ち込んだものの、徐々に調子を落とし始めた僕は3戦目から3連敗。結局、今週は2勝1分4敗という結果でした…。これは解任必死。スタジアムのスタンドだけでなく、今ロンドン界隈でよく見る試合中の空中に飛行機を飛ばして横断幕で解任を求められる声が聞こえてきそうです。
大会全体としては、24試合で12勝1分11敗。勝率は50%でした。ここで気になったのが得点と失点。僕は通算65ゴール(1試合平均2.70)を挙げた一方、50失点(同2.08)も喫していたのです。「最大の弱点は守備」という課題から目を背けた結果、順位も目標の100位以内には届かず146位(21日11時現在)でした…。
これからはしっかりとディフェンス面の強化に取り組み、腕に磨きをかけていきたいと思います。それでは、僕のウイイレ日記にお付き合い頂いたみなさま、ありがとうございました! 次回があれば、そのときには成長した姿を披露できるよう、精進してまいります!
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