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キングス・ワールドカップ・ネーションズ 2025|大会概要ページ|出場チーム

2024.12.28

2025年第2回キングス・ワールドカップ 大会概要

 『キングス・リーグ』とは元スペイン代表DFジェラール・ピケがチェアマンを務め、主催している7人制サッカーの大会。その世界大会となる『キングス・ワールドカップ』の第2回が2025年に開催されることが決定した。

 この記事では、第2回キングス・ワールドカップ・ネーションズ(Kings World Cup Nations)を紹介する。

キングス・リーグとは?

 2022年11月に発足した『キングス・リーグ』(正式名称:Kings League InfoJobs)は、7人制サッカーの大会。冬季と夏季の2シーズン制で行われており、計12チームのリーグ戦から上位8チームがプレーオフに進出して優勝を争う。元スペイン代表イケル・カシージャス、元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロといった往年の名プレーヤーや、スペイン国内で絶大な影響力を持つ配信者イバイ・ラノスらインフルエンサーがオーナーとしてチームを率いている。

 過去にはゲストプレーヤーとして、ロナウジーニョ、ネイマール、アンドリー・シェフチェンコ、アンドレア・ピルロ、ホアキン・サンチェス、ジブリル・シセ、パブロ・サバレタ、ジョアン・カプデビラ、ハビエル・エルナンデス(チチャリート)ら有名選手も『キングス・リーグ』に参戦した。

 『キングス・リーグ』のほかにも、カップ戦の『キングス・カップ』、女子大会の『クイーンズ・リーグ』、男女混合の『キングダム・カップ』、子ども向けの大会『プリンス・カップ』などが開催され、北中米・南米には『アメリカス・キングス・リーグ』(正式名称:Kings League Santander)が存在する。

キングス・ワールドカップとは?

キングス・ワールドカップとは?

 『キングス・ワールドカップ』は、7人制サッカーの国際大会。第1回大会はメキシコで開催され、32チームが参戦。第2回大会はイタリアで開催され、世界から16チームが参加するトーナメント形式の大会となった。

 最初の2ラウンドは全チームが試合を行い、その結果により準々決勝に進む8チームが決定する。

 日本代表は初戦のイタリア代表戦で勝利したが、ラウンド2ではアルゼンチン代表に敗戦。ラストチャンスラウンドへ進んだ。

イタリア戦ハイライト映像

アルゼンチン戦ハイライト映像

■大会概要
開催国:イタリア
開催期間:2025年1月2日(木)~13日(月)
参加チーム数:16チーム

キングス・ワールドカップのルールは?

PKを蹴る加藤純一

 キングス・リーグのルールは、ソサイチ(ブラジル発祥の7人制サッカー)をベースに定められたが、キングス・リーグ独自のルールも多数存在する(2024年5月14日時点)。

 試合はエンターテイメント性を重視した「Kings League」による独自のルールを採用して行われる。前後半は20分で行われ、試合はゴールキーパー+フィールドプレーヤー1名で始まり、時間が進むにつれて出場可能選手が増えていく。試合開始から5分までに7対7となり、それ以降は交代した選手も再出場できるなど自由に選手交代が可能。後半には自動的にPKを得られる、一定時間得点が2倍になるなどの「秘密兵器」を1度だけ使用することができるルールをはじめ、試合を通じて常に視聴者を楽しませる仕掛けが用意されている。

 なお、同リーグのルールはエンタメ性に特化しており、頻繁に変更されることがあるため、注意が必要だ。

【試合時間】
20分ハーフの前後半で行われる。

【シークレットカード】
コーチが試合前にSpotifyシークレットカード(※)をランダムに選ぶ。このカードはセカンドハーフ(後半)38分までに使用可能。

●ダブルゴール:次の4分間、チームによるゴールの点数が2倍になる
●出場停止:次の4分間、相手チームの選手を1人出場停止にさせる(GK以外)
●ペナルティキック:流れに問わず、通常のペナルティキックを獲得可能。
●シュートアウト:ボールがフィールドの中心に置かれ、選手は5秒以内にゴールキーパーとの1対1を実施
●スタープレイヤー:コーチにより選ばれた選手が決めた選手のゴールの点数が2倍になる。その選手はアームバンドの装着により識別される
●ジョーカー:前述したすべてのカードあるいは相手チームのカードを奪い使うことができる

【プレジデントペナルティ】
プレジデント(オーナー)は、試合5分~18分の間あるいは20分~38分の間にプレジデントのペナルティキックを実施することができる。プレジデントがグラウンドに不在の場合は、チームから1名選びペナルティキックを主張することができる。

【試合進行について】
●試合開始(0分)
センターサークルの5メートル上のケージからボールが落とされる。ウォーターポロ(水球)のように、選手はゴールラインで待機し、青信号が点灯したらボールを追いかけにいく。最初はボールのポゼッションを維持するために、バックパスをする必要がある。

●試合時間(0分~5分)
フィールドプレイヤー1対1+ゴールキーパーで試合が開始される。両チームが7人ずつになるまで、1分おきに選手が1名ずつ増えていく。

●試合時間(5分~)
選手交代が可能になる。

●試合時間(18分~)
18分を経過した時点で試合が中断となる。スタンドからゲストが巨大なサイコロを振り、出た目の数に応じて、残り2分の間のピッチ上の人数を決定。サイコロにより決定された人数の選手がゴールラインに集まり、中央のボールを奪い合う。

◇サイコロの数字
●マーク:1vs1(+GKあり)
●1:1vs1(+GKなし)
●2:2vs2(+GKあり)
●3:3vs3(+GKあり)
●4:4vs4(+GKあり)
●5:5vs5(+GKあり)

●試合時間(20分/後半開始)
セカンドハーフは再度ゲージからボールを落とすところから開始。前半とは異なり、人数を減らすことなく、最初から7対7で行われる。

●試合時間(38分~40分)
セカンドハーフの最後の2分間に決まったゴールは、2点としてカウントされる。38分時点で同点だった場合、ゴールデンゴール方式に切り替わり、得点が決まった時点で勝敗が決する。

●試合終了
引き分けはなし。上記で決着がつかなかった場合、PK戦で決着を付ける。5回+サドンデス方式。

【その他のルール】
●フィールドの広さは、ソサイチ(ブラジル発祥の7人制サッカー)と同じ縦45~50m×横25~30m。
●スローイン、オフサイドはあり。
●交代は無制限。イエローカードは2分間の一時退場となり、レッドカードは退場処分で、5分後に別の選手が参加することができる。
●VARは自ら審判団に要求するリクエスト制度。リクエスト回数は1回のみ。
●スライディングタックルは禁止されており、危険なプレーとして扱われる。なお、スライディングしてボールが枠外やゴールに入るのを防ぐ、スライディングしてゴールを決める、スライディングしてシュートをブロックするなどのプレーは、「スライディングタックル」適応外となる。また、ゴールキーパーは自陣ペナルティエリア内でスライディングタックルを使用することができるが、ペナルティエリアから出た場合は、フィールドプレーヤーと同じルールになる。

●フィールド上での唾吐き行為は禁止。会場へのアルコール飲料の持ち込みは禁止。

第2回キングス・ワールドカップの参加チームは?

第2回キングスワールドカップ参加チーム

 日本代表の会長はストリーマーの加藤純一氏が務める。

■「キングス・ワールドカップ・ネーションズ2025」参加国とスケジュール
・ラウンド1:
1月2日(木) 日本vsイタリア、ウズベキスタンvsサウジアラビア、アルゼンチンvsスペイン、アメリカvsメキシコ
1月3日(金) ブラジルvs韓国、トルコvsウクライナ、コロンビアvsモロッコ、ペルーvsドイツ
・ラウンド2:
1月4日(土)&1月5日(日)ラウンド1の「勝者同士」、「敗者同士」が対戦
・ラストチャンスラウンド:
1月7日(火)&1月8日(水)ラウンド2「勝者同士」対決の敗者 vs「敗者同士」対決の勝者
・準々決勝:
1月9日(木)&1月10日(金)
・準決勝:
1月11日(土)
・決勝:
1月13日(月)

前回のキングスW杯日本代表メンバーは?

キングスW杯前回の日本代表メンバーは?

 2024年5月14日にムラッシュFCのメンバーが加藤純一氏の配信および大会の公式SNSで発表された。第1回キングス・ワールドカップの日本代表メンバーは以下の通り。

<ドラフト枠>
1 GK:深谷圭佑(元サガン鳥栖)
29 GK:成田雄聖(品川CC/社会人リーグ)
13 DF:布尾航誠
10 DF:金武航二朗
7 MF:清川大輝(元浦和レッズユース/元ルクセンブルクリーグ)
8 MF:小田崚平
5 MF:圓乘健介(ソサイチ日本代表)
11 MF:藁谷尚紀
9 FW:小林謙太(元バサジィ大分)
16 FW:平井達也

<ワイルドカード>
4 DF:那須大亮(元U-23日本代表主将)
17 DF/MF:森保翔平(元カマタマーレ讃岐)
14 DF/MF:山田樹(ソサイチ日本代表主将/元ブラウブリッツ秋田)

第2回のキングスW杯日本代表メンバーは?

GK:深谷圭佑(キャプテン)
DF:金武航二朗
MF:岸本青空

GK:成田雄聖
DF:山田樹
DF:梅谷堅人
MF:縣翔平
MF:小田崚平
MF:森保翔平
MF:圓乘健介
MF:中村駿介
FW:福原涼太
FW:中川貴晴

監督:中井健介

By サッカーキング編集部

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