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PUMA CUP 2014が明日7日開幕、1次ラウンドの激闘を見逃すな

2014.03.06

激闘必至の大会が始まる。写真は前回大会準々決勝、シュライカー大阪対名古屋オーシャンズ [写真]=本田好伸

SK_PUMA CUP 2014_0306_01PUMA CUP 2014 第19回全日本フットサル選手権大会」の1次ラウンドがいよいよ7日に開幕。Fリーグの10チームと、各地域予選大会を勝ち抜いた14チームの合計24チームが4チーム6グループに分かれ、舞洲アリーナ(大阪府)、テバオーシャンアリーナ(愛知県)、エコパアリーナ(静岡県)、古川総合体育館(宮城県)で3日間に渡って試合を行う。そして各グループ1位と、ワイルドカードの2チームの計8チームが、3月14日から16日に国立代々木競技場第一体育館(東京都)で行われる決勝トーナメントへと駒を進める。激闘必至の1次ラウンドは、どんな戦いが繰り広げられるのだろうか。

 今大会の見どころの一つは、Fリーグ勢と地域勢の対決。地域のチームは、日本一を目指すというモチベーションと同時に、「Fリーグのチームに一矢報いる」と決意を抱くチームも多い。過去にも数々の“ジャイアントキリング”が起こり、大会を盛り上げてきた。今大会も会場の興奮を誘う熱い戦いが見られるに違いない。

 1次ラウンドで最も注目を集めるのは、舞洲アリーナで戦うグループA。Fリーグのデウソン神戸、湘南ベルマーレが名を連ね、地域からは関東地域第1代表のフウガすみだ、四国地域代表のプラセールフットサルクラブが入った。すみだは地域リーグを戦うチームでありながら、前回大会で決勝戦まで勝ち上がり、名古屋オーシャンズとの壮絶な戦いの末にPK戦で敗れ、準優勝を手にした。2009年大会での優勝経験もあり(当時のチーム名はFUGA MEGURO)、一発勝負の今大会において、Fリーグ勢が最も警戒するチームだ。Fリーグで後期3位と勢いを増している神戸と、チーム一丸となった戦いでカップ戦で強さを発揮する湘南が、すみだとのどんな戦いを演じるのか。大会のカギを握るグループとなりそうだ。

 大会ならではのダービーマッチも見どころだ。舞洲アリーナで行われるグループBのシュライカー大阪と、関西地域第2代表のあがりゃんせフットサルクラブによる“関西ダービー”。テバオーシャンアリーナで行われるグループDの名古屋と、東海地域第1代表のロボガトによる“東海ダービー”。エコパアリーナで行われるグループEのアグレミーナ浜松と、東海地域第2代表のデリッツィア磐田による“静岡ダービー”。地域の威信を懸けて戦う“F対地域”の攻防はファン必見の戦いとなるに違いない。

 さて、実際に始まる大会をいかに楽しむべきか。今大会の開幕を前に、サッカー界を代表する選手の一人からメッセージが届いた。今シーズンより日本に復帰した松井大輔(ジュビロ磐田)だ。「試合には数々のドラマが生まれるので、そのドラマを追い掛けるのも観戦方法の一つ。好きな選手、チームを見付けて試合を楽しんでください」。フットサルのプレー経験も豊富な松井自身、試合の観戦時には選手やチームなど、ポイントをしぼった観戦方法で楽しんでいると言う。
 1次ラウンドに足を運び、注目の選手やチームを探し、代々木へとつながる戦いを見届けてみてはいかがだろうか。松井が言う通り、ドラマは必ず生まれる。この週末はフットサルの魅力に酔いしれよう。

文・写真=本田好伸

PUMA CUP 2014 第19回全日本フットサル選手権大会 1次ラウンド
2013年3月7日(金) 
会場:舞洲アリーナ(大阪府)
<グループA>
12:00 湘南ベルマーレ vs プラセールフットサルクラブ
14:15 デウソン神戸 vs フウガすみだ
<グループB>
16:30 あがりゃんせフットサルクラブ vs 広島エフ・ドゥ
18:45 シュライカー大阪 vs バルドラール浦安セグンド

会場:テバオーシャンアリーナ(愛知県)
<グループC>
12:00 府中アスレティックFC vs ビークス白山
14:15 バサジィ大分 vs カティオーラ・アズナ
<グループD>
16:30 ボルク北九州 vs ロボガト
18:45 名古屋オーシャンズ vs ディヴェルティード旭川

会場:エコパアリーナ(静岡県)
<グループE>
16:30 デリッツィア磐田 vs カフリンガ東久留米
18:45 アグレミーナ浜松 vs エスポラーダ北海道

会場:古川総合体育館(宮城県)
<グループF>
16:30 ペスカドーラ町田 vs SWHフットサルクラブ
18:45 ヴォスクオーレ仙台 vs バルドラール浦安

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