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福田正博&中山雅史トークショー開催。福田「ヘタクソでも日本代表になれる」/PUMA CUP 2014

2014.03.17

福田正博氏と中山雅史氏がPUMA CUP 2014の会場で絶妙な掛け合いを披露した [写真]=本田好伸

SK_PUMA CUP 2014_0316_02 16日に行われた「PUMA CUP 2014 第19回全日本フットサル選手権大会」の決勝戦の会場に元サッカー日本代表の福田正博氏と中山雅史氏が来場。スペシャルマッチやトークショーで観客を沸かせた。

 決勝戦の試合前に行われた「スペシャルチャレンジマッチ~ プーマ フレンズ&なでしこDREAMSに挑戦しよう!」は、一般の参加者が、福田氏によって特別に結成された「プーマ フレンズ」と、なでしこジャパンのOGで構成された「なでしこDREAMS」とのエキシビジョンマッチを戦うというもの。解説として登場した中山氏が急遽ピッチに立つと、現役時代さながらの2ゴールでチームの勝利に貢献してみせた。

 その後、会場に設置された大会の特別協賛社であるプーマの特設ブースで、福田氏と中山氏のスペシャルトークショーが行われ、およそ30年来の親交がある2人は絶妙な掛け合いを見せ、観覧者の笑いを誘った。

「中山はヘタクソですよ。“第一線退き会見”の時にも言っていましたけどね。自分はうまくないから努力しないといけないと、誰よりも自分のことを分かっていたからこそこれだけの結果を残すことができた。技術的には彼よりもうまい選手はたくさんいますが、でも彼にしかできないことをやり続けたから、長い間うだうだプレーできたし(笑)、これだけ結果を残すことができた。立派ですよ。だから子どもたちにも夢を与えている。体がすごく大きいとか、技術がすごいあるとかじゃなくても、こんなヘタクソでも日本代表に選ばれてワールドカップに出れるんですから」(福田)

「福田さんは普通。大学の時からちょっとしたところでピカッと光るプレーをしていた。得点感覚に優れている選手ですよね。だって1回Jリーグの得点王になっていますからね。俺は2回なっているけど」(中山)

 そして両者はサッカー上達のためにもフットサルをプレーすることが重要だと語っていた。

「海外やトップレベルでは右も左も遜色なくプレーできることが求められる。足の裏でのプレーとかもそうですし、技術力を身に付けるためにはフットサルがすごく有効」(福田)

「フットサルは一対一の局面が多く、それが試合の勝敗を左右するために責任感を学べる。それと選手同士の距離が近いので素早い動きが多く、常にポジショニングの確認をすることが大事になる。さらに攻守の切り替え、これがサッカーでも非常に大事になってくる。これらが大きなピッチでプレーする時にも非常に有効なので、このことを意識してフットサルをしていくのがいいと思う」(中山)

写真=本田好伸

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