日テレ・ベレーザと浦和レッズレディースが決勝戦に進出した [写真]=Getty Images
女子サッカーの頂点を決するトーナメント、『第36回皇后杯 全日本女子サッカー選手権大会』の準決勝の2試合が12月28日に味の素フィールド西が丘で行われた。
2014年のなでしこリーグで年間優勝を果たした浦和レッズレディースはジェフユナイテッド千葉レディースと対戦。前半は菅澤優衣香が惜しいシュートを放つなどジェフユナイテッド千葉レディースが優勢に試合を進めたが、64分にCKから堂園彩乃が頭で合わせて浦和レッズレディースが先制に成功すると、流れは一変。後半頭からピッチに立った清家貴子が持ち味のスピードを生かして69分と73分に相手DFを振り切りゴール。終了間際に深澤里沙に1点を返されたものの、3-1で浦和レッズレディースが決勝への切符を手に入れた。
準決勝のもう1試合、日テレ・ベレーザとベガルタ仙台の一戦は、序盤にベガルタ仙台の激しいプレスの前に苦しんだ日テレ・ベレーザだったが、阪口夢穂が前線で起点を作れるようになると次第に攻撃にリズムが生まれた。そして30分、その阪口からのパスを受けた長谷川唯が先制点を決めると、79分にも相手のミスを誘って追加点。2-0で5年ぶりの決勝進出を決めた。
果たして、浦和レッズレディースが初優勝に輝くのか。それとも、日テレ・ベレーザの5年ぶりの女王奪還となるのか。運命の決勝は2015年元日、味の素スタジアムで14:15にキックオフを迎える。
■準決勝(12月28日開催@味の素フィールド西が丘)
【33】浦和レッズレディース 3-1 ジェフユナイテッド千葉レディース
【34】日テレ・ベレーザ 2-0 ベガルタ仙台レディース
■決勝(2015年1月1日開催@味の素スタジアム)
【35】浦和レッズレディース vs 日テレ・ベレーザ
詳細はコチラ ⇒ JFA皇后杯サイトhttp://www.jfa.jp/match/empressscup/