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武田修宏が直筆の手紙で同い年の手倉森監督へエール「日本の新しいサッカーの歴史を!」

2016.07.23

武田修宏氏は直筆の手紙で、同い年の手倉森誠監督へエールを送った

 23日、都内で「ふみの日イベント2016 in KITTE」のオープニングセレモニーが開催され、元日本代表でサッカー解説者の武田修宏氏が登場した。本イベントは、日本郵便が気軽に手紙に親しんでもらうために毎月23日を「ふみの日」と認識。“文月”である7月のふみの日にちなみ開催された。

 スペシャルゲストとしてイベントに登場した武田氏は「昔はファンレターをたくさんもらいました。書くよりもらうことの方が多かったですね(笑)」と、手紙にまつわるエピソードを披露。最近では、「澤さんが結婚したときは手紙で『おめでとう』と書きました。最近は子どももできて、その時も手紙を書きました」と、先日、妊娠を発表した元サッカー女子日本代表の澤穂希さんへ、こだわりのフランスのメーカの便箋で直筆の手紙を届けたという。

 そして、イベントの最後には、リオデジャネイロ・オリンピックに挑むサッカー日本代表の手倉森誠監督へ、直筆の手紙を読んだ。

「手倉森監督へ
まずは厳しいと言われたオリンピックアジア最終予選で、見事1位出場、おめでとうございます。素晴らしい試合で非常に感動しました。いよいよオリンピック本大会が始まります。前回大会は3位決定戦で敗れ、今回はメダルの期待が高まっています。グループリーグは、ナイジェリア、コロンビア、スウェーデンと強豪国が揃います。厳しい戦いが予想されます。しかし、手倉森監督の代表チームは非常にまとまりがあり、日本の良さである粘り強さ、団結力、最後まで諦めない姿勢は世界でもトップクラスだと思います。これも手倉森監督の人間力のチームだと思っています。自信を持って世界に日本のサッカーを見せてください。監督とはプロのないサッカーの時代から高校サッカー、日本リーグ、プロリーグと一緒に時代を作ってきた仲間としても、指導者としても尊敬してます。日本の新しいサッカーの歴史を作ってください。
武田修宏

 両者は、1967年生まれの同級生。現在は監督と解説者という違う道を歩んでいる。それでも、「国語が一番苦手なもので(笑)」と語りながら読んだ手紙には、盟友への尊敬の念が示されていた。最後に「彼は試合でやってくれると思う。期待しています!」とエールを送った。

By サッカーキング編集部

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